SAC東京3期コースⅡ第6回月例会 参加者の声
9月21日開催 SAC東京コースⅡ第6回月例会 参加者の声
近年、歯の保有数や歯周病が全身の健康と関連することが多数報告されています。歯周病は生活習慣病であり、予防法がほぼ確立されているにも関わらず、正しく実践されていない現状です。運動機能が低下し、日常生活が限定される高齢者においては、家族や友人らと食事を共にすることは大きな楽しみの一つであります。
本講義では、「健やかな老後と口の健康」をテーマに、高齢になっても歯を多く保有することの重要性とその対策の理解を目的とし、身近な歯のことからスマート・エイジングを学びました。
参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。
ご意見・ご感想(抜粋)
講義が参考になった理由は?
- 口の健康の重要性について、非常に勉強になりました。ビジネスとして多くの可能性を秘めた領域であることもわかりました。
- 口の健康が歯だけでなく、うつ病や脳梗塞等身体全体の病気に繋がっているということ。考えてみれば、各細胞が正常に機能して健康が成り立つ訳ですから当たり前のことですが、改めて認識しました。
- 歯の健康状態が認知症に影響すると認識していなかった。歯周病の関連菌が、血管内に菌がたまり脳梗塞の発症リスクが高くなることは正直驚いた。歯の重要性を理解することができた。
- 高齢者の口腔ケアの重要性は理解していたが、予防がより大切な事であり、また多様な種類の食事を経口摂取出来ることがフレイルの予防等に関係がある事をご教授頂けた事が大変参考になりました。
- これまでなんとなく見聞きしていた以上に、口の健康状態が身体に影響を及ぼすことが分かった。他人の口腔内を見る機会がそもそもないため、事例提示いただきわかりやすかった。(そこになるまで放っておく人がいる危機も同時に感じた)
- 臨床に基づく知見は、説得力があり、アルツハイマー予防のために、歯の健康というのはとても重要なファクターであることが、わかりました。
- 8020運動は知っていたが、咀嚼により様々な疾患予防やリハビリにつながることに驚いた。
- 口腔ケアの重要性を理解できたため。その日のうちに歯間ブラシを買いました。様々なビジネスチャンスが残されている領域とわかったため。歯周病関連菌の内在するアテロームが動脈硬化を惹起し、脳梗塞など脳血管性認知症の原因になり得ることが理解できた。
- 口腔内衛生と環境要因との因果関係が分かった。老齢者の口腔内の環境が健康に及ぼす影響について理解が深まったから。口腔内の健康についての理解が深まった。
- 歯と健康についてはメディア等で見聞きしていた程度でしたが、今回の講義で学術的な確かな知見を得ることができました。
村田特任教授によるアイスブレイクが有用だった理由は?
- 突っ込んで聞きたいと思っていたことをまとめていただき、参考になりました。
- 自分では気が付かないことに質問されたりすることで理解を深めることが出来ると思います。
- 自身が聞き逃してしまっていたことを確認できた。他の方の質問内容から理解を深めることができた。
- 村田教授は、毎回、我々からでは聞きにくいところも聞いて頂けるので助かっています。
- 全体がキレイに纏まり、理解しやすくなった。
- いつもながらではありますが、村田特任教授のアイスブレイクと個別質疑によって、理解が一層深まりました。
- 歯周病と全身症状(認知症、心疾患、糖尿病)との因果関係を整理することが出来た。
- アイスブレイクについては、因果が不明確な点について頭の整理になった・個別質疑は、商品化についての応答が有用であった
- アイスブレイクを前半で1回、後半で1回設けていただき講義全体の理解をしやすくしていただきました。前半で現在歯数と認知機能の相関の理由などを理解したうえで後半の講義を拝聴することができました。
- アイスブレイクがあると、講義内容を復習できる。今回は前半と後半に別れていたが、とても良かった。
- 同じような疑問点を聴いて下さったので、分かりやすかったです。
パネルトーク、個別質疑が有用だった理由は?
- 職業や立場の違い等で、発想や問題意識も異なり様々な角度から意見が出ることが興味深く、また理解が深まると思います。
- 歯の再生について、歯は骨とは違い自己修復の機能がないとのことでしたが、修復機能を生成することができれば大きなビジネスチャンスになると思いました。
- 口腔ケアにまつわる施設(現場)での話を知れたこと。フッ素入り、キシリトール入りと反して、「酢を飲む健康法」については歯によくないことが分かった。体の健康についての啓蒙活動も大変だが、それ以上に口腔ケアの啓蒙は大変だと感じだ。
- 疾患や製品の関連情報まで知ることができた。
- 『食』『介護』の観点からのアプローチは参考になった。ただ従来のワークショップスタイルの方がより多くの気づきを得られるように感じた。
- パネラーの方に御礼申し上げます。歯は専門外の方々から様々な角度からのトークをいただき理解が進みました。歯の自己修復の可能性や、歯周病の改善の可能性など興味深いご質問と正確なご回答など参考になりました。
- パネラーがある文脈の中で、質問を繰り返すことで回答が深められると思った。
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タグ:スマート・エイジング, 口の健康, 東北大学病院, 歯周病, 菊池雅彦
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