SAC東京第7回月例会 参加者の声

10月22日開催 SAC東京第7回月例会 参加者の声

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10月22日、第7回SAC東京月例会が開催されました。参加された皆様からいただいた意見やご感想を掲載します。

今回は東北大学加齢医学研究所の小笠原康悦先生教授による「免疫細胞を活用して健康支援産業を創出する」と題する講義で、「免疫細胞」の力で、がんや自己免疫疾患・感染症に対する治療薬・ワクチン・遺伝子治療法や個別化医療が可能になるという最先端のお話でした。

ご意見・ご感想(抜粋)

講義が役に立った理由は?

  • 免疫力が高い、低いの意味、免疫の機能=監視、記憶、向上、療法など、なんとなく概念的に理解していた事項が、体系的に整理することができた。
  • 自己免疫疾患やアレルギー疾患に対する新薬開発に大きな可能性を持った新しい研究分野であると感じました。次世代シークエンサーの普及と相まって、今後急速に応用研究が拡大するのではと期待します。
  • 免疫自体に複数の種類があったといことがわかり参考になりました。この先のアレルギー細胞に対する抗体の分析などが分かるようになると非常に良いと感じました。
  • すべてを理解できたわけではないが、大局を理解したことで、今後の理解(学習)への足がかりになった。
  • 免疫細胞を活用した健康支援のキーワードは、今まで考えていなかった角度でしたので非常に勉強になりました。
  • 漠然としたイメージを持っていた「免疫力」の詳細がクリアに整理できました。自社での活用法を考えたいと思います。
  • T細胞の関与する生活習慣病関連疾患に関しても、今後新たな創薬支援に繋がる可能性を感じました。がん、インフルエンザの次にも期待していきたいと思います。
  • 今までよりも数段詳細に明確にわかるという高度なレパートリー解析技術は、直接的に今の職業で活かすことがないと思いましたが、その技術が活かされ、治療薬が開発されれば、担当している患者さんや自分自身に起こりうる病気の治療法の選択肢の一つとなるのではと思いました。
  • リウマチなどの自己免疫疾患を持つ親のT細胞受容体のレパートリーを調べて、その抗体を子供に打つことで、その発症リスクを下げれる可能性がある。ということをお聞きして今後の予防医学の可能性を感じました。
  • 一般に言う『免疫力』は二層に分けて考えるべきと分かった。
  • TCRのバリアント解析という、自身では想定していなかった最先端の研究の情報を入手できた。
  • 免疫分野の初歩について、わかりやすく解説していただいた。大規模データ化というところに関して、具体的にどう進める予定なのかが分かってよかった。アカデミックすぎず、商業的すぎず、とてもバランスのとれた先生でいらっしゃると感じました。
  • 免疫を軸にした新しい健康状態の測定方法と予防・治療の新しい可能性をリアルに感じることができました。
  • なかなか知見がないと理解しにくい領域であったが、健康支援に対して、ますます重要な研究であることは感じた。

グループトークが役に立った理由は?

  • 将来的な個別化医療への応用可能性について、様々な角度からディスカッションでき非常に興味深かったです。
  • 各細胞の役割等、自分が理解できなかったことをグループトークで共有化でき、また、各人の観点からの疑問を討議=質問項目としてまとめたことは有意義であった。
  • 自分自身では考え付かないような疑問が他の方から出て、それについて一緒に考え意見を出せることがとても良い刺激となりました。
  • 初参加ではありましたが意見を述べさせていただけたことは非常に嬉しく楽しい時間でした。聞いていただいた皆さんに感謝です。
  • グループトークでは全員が何かしら言葉を発することが大事だと感じました。
  • グループトークをすることで、全員の理解の向上につながると感じました。
  • それぞれのキャリアからの視点で質問が飛び交うのでおもしろい。
  • 講義の中で理解できなかった点を他のメンバーに補足いただけたので、大変有意義でした。
  • グループ内に疫学に詳しい方がいらして、私のような素人の素朴な疑問や講義内容の分からない点について回答、解説してくださいました。比較的、関心分野が似ている方たちがグループに集まっていたので、みなさんとの話のやり取りがとても参考になりました。
  • 他業種の方々と交流できるのはもちろんのこと、テーマ咀嚼に有効でした。
  • 自分の理解の曖昧な点を補完することができました。

質疑応答が役に立った理由は?

  • 複雑な免疫システムを、今回説明範囲を絞って平易な言葉で表現していただいたおかげで理解しやすかった。
  • 先生が講義では話しきれなかった内容を、質疑応答でお話しいただき、参考になりました。
  • 講義内容の理解度、もともとの知識力に差があるため、自分には考えられない質問が他者からされ、非常に勉強になりました。
  • 講義で難解だった部分や、説明が足りなかった部分を、村田先生に上手く補足、咀嚼して頂いたので、理解が深まった。
  • 根本的な血液型とMHCの違いを知ることが出来、MHCによって遺伝される可能性も分かったため参考になりました。
  • 受講者の素朴な疑問に対しても粘り強く、丁寧にお答え頂き、理解が深まりました。
  • 質疑に関する興味の中心は、緊急対応できる自然免疫系の対応力、非特異的な感染防御力に集中していたと感じましたが、それはとりもなおさずその分野の市場ニーズが大きいと解釈でき、とても参考になりました。
  • 具体的に事業につながりそうな方の質問だったので、細かく具体的な内容だと思いました。
  • 同じような質疑応答を何回か繰り返すことによって、理解が少し深まった。
  • 初めて聞く領域の理解を深めるためにも、有益な時間だと思っています。
  • 講義内容を頭の中で再整理するためにとても役に立ちました。

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