SAC東京第6回月例会 参加者の声
9月24日開催 SAC東京第6回月例会 参加者の声
9月24日、第6回SAC東京月例会が開催されました。参加された皆様からいただいた意見やご感想を掲載します。
今回は東北大学加齢医学研究所長でスマート・エイジング国際共同研究センター長の川島隆太教授が「脳科学を応用して新産業を創出する」と題して講義を行いました。講義後、参加者による質問と、その後のグループトークでまとめた質問に対して、質疑応答の形式で先生に答えていただきました。
ご意見・ご感想(抜粋)
講義が役に立った理由は?
- 脳機能イメージング装置の長所と短所についての説明から、それを活用したニューロフィードバックについてまで、新たなビジネスチャンスにつながるヒントが随所にありました。特にニューロフィードバックは脳の活性化について次のステップにつながるテーマでもあり、大変興味深かったです。
- 東洋医学と西洋医学の接点や、前頭前野の抑制と日常生活における行動の関係性など、大変興味深い内容が多く、勉強になりました。
- 脳機能の可視化についてはたいへん興味深かったです。良い方向で活用すれば、健康寿命延伸につながりそうです。
- これまで漠然としていた脳機能の評価方法について、それぞれの測定技術の原理と得られる結果の違いを理解することができました。また、ニューロフィードバックには底知れぬ可能性を感じ、非常に興味を惹かれました。
- 脳科学とは、脳活動のコントロールを可視化できること、具体的に食欲や認知症ほかの活用の可能性があること、を知ることができて、大変勉強になった。
- 正しい頭の使い方としてのニューロフィードバックに大いなる可能性を感じました。良い方向への有効活用を期待していきたいと思います。
- 脳機能のイメージング技術でどのように事業に生かすのか、ニューロフィードバックの研究内容は、生活習慣病の改善、食欲コントロール、認知症改善等につながるかもしれないという講義は大変興味深かった。
- 漠然と「脳機能」という言葉を用いることが多いが、どのような評価方法、脳のどのような部位についての議論であるかということを常に念頭におく必要があることを認識することができたため。
- 脳科学の進歩によって、人の心という複雑なブラックボックスの中がどんどん明らかになり、積極的に介入することも可能になってくるというお話に、わくわくする一方、人の尊厳に関わる難しいテーマでもあると感じました。
- 内容が身近でわかりやすかったため。研究で必要とする機材の紹介もあり勉強になりました。機材等備品選定が研究上非常に重要かと思いましたので、予算制限が厳しい昨今どうやって選定するのかも伺えたら非常に面白いと思いました。
- やっと、具体的に脳機能イメージングの仕組みを理解することができた。また、confidentialとされていたニューロフィードバックが大変興味深かった。他企業の視点を取り入れてディスカッションを行うことで、アイデアが広がることを実感することができた。
- 今までアンケートに頼っていた「好き嫌い」「癒やされ感」を数値として把握できる可能性や、今までにないアプローチで自社事業に関するソリューションを検討できる可能性が示されたこと。
- 脳機能イメージングに関して、それぞれの装置の原理と長所短所を網羅的に纏めていただき、「なんとなく知っているつもりになっていた」ような部分を改めて整理することができました。また、学術的な知識を社会応用するヒントや、Neuro Feedbackといった未来の技術についても素人にも分かるように講義いただき、大変参考になりました。
- 脳科学分野での応用から、様々なビジネス展開の将来に向けての期待感が強まった。
グループトークが役に立った理由は?
- 他業種の方の視点・考え方を共有することができ、大変役に立ちました。また、質問数を2つに変更したことで、前回よりグループトークに余裕が生まれ、各グループにおいてより中身の濃いディスカッションができているように感じました。
- 同じテーマについても、業種が異なると見方も変わってくるところが大変面白かったです。
- 参加者其々の興味が異なり、より講義内容の理解が深まったため。
- 川島先生からのキーワードに対して参加者が様々な想像を膨らませてアイデアを話し合うことができ有意義でした。
- グループのメンバーとのディスカッションのテーマもニューロフィードバックに集中しており、いかにそれが画期的で、様々な分野の事業者の関心をひくものであるかを実感できたため。
- 違う業種からの意見や質問により、グループでの話にも幅がでて盛り上がりました。
- 今回は、グループメンバーが個別論より、今後の可能性と不安(疑問)につき共通の認識を共有の上、同じベクトルを持って討論でき、有意義であった。
- 全体の場で質問をする前にグループ内で解決できたため。
- 多様な業種の方々とのグループトークにより、自分では考えつかない様々な観点からの議論ができたため。
- いろいろなバックボーンをお持ちの方との議論は、自分の気づきも与えてくれて参考になった。
- 他者の意見はいつも参考になりますし、自身の考え整理にも役立ちます。
- 皆様の関心ごとがわかり、自身の立ち位置がわかりました。
質疑応答が役に立った理由は?
- 一つの質問に対し、非常に丁寧なご回答を頂くことができたため。豊富な補足情報や世間に出回ることのないような裏の情報を頂くことで、知識の幅が広がったように感じている。
- 新しい技術や知見をいかに産業に応用利用するかという点では、質疑応答の中での川島先生の回答に大変多くのヒント、示唆がありました。
- 知りたい事を更に深堀できた。
- グループトークの限られた時間では見落としていた視点について、別の方々の質問によって気づかされることがありました。
- 講義の中で疑問に思っていた内容を解消でき、大変参考になりました。
- また先生が非常にご丁寧に回答くださったため、新たにわかったことが多かった。
- 産学連携の開発秘話や最新の研究結果も含めてお話いただき、非常に参考になりました。
- 色んな会社から参加されているので、目線、視点が異なり、楽しかったです。
- 質疑を聞いて、初めて気づくことも多々あったため。
- 他グループの質問の中には、非常に興味深い着眼点のものがあり、興味深く感じたため。
- 質問に対し、最新のお話しやココだけの話し、そしてユーモアを交えながら、適切にご回答頂き、興味深い内容でした。
- 講義に対する理解度に個人差があると思われるので、思いつかない質問も多く、大変参考になります。
- 質疑応答によって、発表では聞けなかったような新たな話も聞くことができて非常に有意義でした。
- 各グループから、それぞれ違う視点からの質疑の展開であったので、各人それぞれにも、大変有効で、また、川島先生のユーモアのあるお答えも含め、とてもよい場の共有ができたと思う。
- 川島先生の答えが的確で分かりやすいこと。
- 様々な意見や、聞きたいことなどが深く聞けて良かったです。
- 毎度のことながら、参加各社の多様性の賜物か、思いもよらない新たな視点からの質問が数多く飛び出し、良い刺激をいただけました。
- 聞きたかった点が網羅されて、参考になった。
- それぞれの質問に対して丁寧に回答していただき、現況から将来像がイメージしやすかった。
タグ:スマート・エイジング, ニューロフィードバック, 加齢医学研究所, 川島隆太, 脳科学
あわせて読みたい関連記事
- SAC東京3期コースⅠ第9回月例会 参加者の声
- SAC東京3期コースⅠ第11回月例会 参加者の声
- SAC東京第5回月例会 参加者の声
- SAC東京3期コースⅠ第6回月例会 参加者の声
- SAC東京4期コースⅡ 第1回月例会 参加者の声