「他人の役に立つ」ことは「自分の役に立つ」こと
クラブツーリズム 旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術 第12回
シニア向け旅行サービスNo.1のクラブツーリズムと東北大学ナレッジキャストとのコラボによる「旅と人生を楽しむ スマート・エイジング術」の連載第12回が公開されました。
『「他人の役に立つ」ことは「自分の役に立つ」こと』と題した今回は、人はなぜ人生の後半期になると他人の役に立ちたくなるのか?についてのお話です。
他人から感謝されたり褒められたりする「心理的報酬」を受け取ると、人は幸せを感じる傾向が強くなります。機能的MRIによる研究で、人は「心理的報酬」を受けているとき、脳内の報酬系の中枢である「線条体」が活性化することがわかっています。
貴方の身近にある「他人の役に立つこと」
先日まで開催された東京オリンピックで、陸上競技男子110メートル障害で金メダルを獲得したジャマイカのハンスル・パーチメント選手の出来事は、すでにメディアでも紹介されています。
彼は準決勝の日に間違った行先のバスに乗ってしまいましたが、バス係の女性スタッフの機転で無事会場に着くことができました。このおかげで練習時間もとれ、無事決勝へと勝ち上がり、ついに金メダルを獲得しました。
後日、彼はこの女性スタッフにお礼を言うために、再会してTシャツをプレゼント、タクシー代も返金しました。また、この様子を動画に撮りSNSに投稿しました。
近畿日本ツーリストとクラブツーリズムのロゴの入ったジャケットを着たこの女性は、近畿日本ツーリストの委託業者で「大会関係スタッフ」とのことです。
会場を間違えたパーチメント選手に、組織委員会と話してオリンピック関連タクシーを手配することに。お金の所持がなかったこの選手に、「人生かけて日本に来てくれたんだろう」と思い、「試合に出られなくて一生後悔させてしまうかもしれない」という思いから、手持ちの1万円札をこっそり渡したということでした。
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タグ:クラブツーリズム, スマート・エイジング, ボランティア, 報酬系, 産学共創活動