SAC東京5期コースⅡ第5回月例会 参加者の声

8月22日、SAC東京コースⅡ第5回月例会 参加者の声

8月22日、SAC東京5期 第5回月例会開催されました。

講師は、東北大学大学院 農学研究科 教授・ 応用生物化学科長の仲川清隆先生でした。

先生は食品の酸化劣化のメカニズムヒトの疾病における酸化ストレスの関与機構の解明と、これらの防御に向けて食品機能成分の活用に取り組んでいます。いわば、食品や生体における「酸化と抗酸化」評価のマニアであり、東北大学地域産業支援アドバイザーも務めるなど地域企業との産学連携にも取り組んでいます。

月例会では先生方の取り組みや、魅力あるトクホ機能性表示食品のプロデュース食品のシェルフライ色、味、香りの改善などをお話ししていただき、機能性をはじめとする食品分野について、幅広い知見を得ることができました

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。


ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 「過酸化」と「酸化」、「加齢」と「老化」のように言葉の定義をしっかりと把握しておく必要があることが判った。
  • 言葉に踊らされること無く、効果があるといっても、どれくらいなのか、量的に判断する必要があることが判った。
  • 抗酸化=健康促進→スマートエイジングにつながるという認識で参加させていただいたがこれまでの考えが“決めつけ”“刷り込み”であったことを今回の講義より共有することができた。
  • これまでの“思い込み”が強く、理解を深めるまでに至っていないが“酸化”“過酸化”“抗酸化”“抗酸化食品”の言葉の定義を理解することはできた。特に“抗酸化”定義については興味深かった。
  • 酸化・過酸化・抗酸化の正しい定義が学ぶことができたこと、酸化が決して悪いものではないことがよくわかりました。抗酸化については今後実証実験を増やしデータを蓄積することで、また今後食生活や日常に取り入れられることで、スマートエイジング・長寿健康社会に役立つことが期待できると感じたことが参考になった理由です。
  • マスメディアで取り上げられている酸化についての情報が必ずしも正確ではないということは参考になった。
  • そもそもまったく知らない分野であり、学びが大きく面白かった。特に実態を数字で把握せずに、メディアにすごく煽られているのだということは、モノの見方を改めて考えるきっかけとなった。
  • 「抗酸化」という言葉には、立場によって、さまざまな意味合いがあることが分かりました。
  • 近年の計測・分析技術の発達により、分子レベルで分かってきたことがあっても、まだまだ分からないことも多く、定量的な評価には注意が必要であることもわかりました。
  • かつて、「アルツハイマー病が劇的に改善した! 米国医師が見つけたココナツオイル驚異の効能」を読んで以来、さまざまな油が脳に与える影響を考えて来ましたが、酸化の影響まではあまり知りませんでした。とても勉強になりました。
  • 現在の業務に活かせる内容であったため。
  • 現在の業務に直結した内容であったため。
  • 酸化(過酸化)の食品や生体への影響、抗酸化に有効な食品や接種料とその有効性は、過酸化脂質の正確な解析が必要ということがわかりました。
  • 脂の抗酸化についての講義はとても分かりやすかった。
  • 機能性食品に関して、スケール化等の成果について非常に参考になりました。ただ脂質中心だったことを事前にお伺いできていればよかったかもしれません。
  • 油や酸化は必ずしも悪いものではないという点。
  • 酸化には自動酸化、酵素酸化、光酸化の3種類が存在し、それがわかったのは最近のことであること。
  • 病的なほどの量を食さない限り過酸化になりづらく、現在一般的に食している食品はほとんど身体への悪影響はもたらさないことがわかった内容であった。安心した。
  • 10万分の1個が活性化されると言う話を最初に伺い、その程度と思っていたがアルツハイマーのかたが10万分の2個と活性化されているなどと小さい値で大きな差が生じる事を学びました。今後の食生活において何に気をつけ、どうしていくか考えさえられる機会をいただきました。
  • 特保のお話を交え、現在の課題(分析方法)と今後の展望についてお話を聞かせて頂いたため

アイスブレイクが有用だった理由は?

  • グループディスカッションに入る前に、改めて講義全般のおさらいができて、グループワークにスムースに入ることができた。
  • 毎回コメントしていますが村田先生のアイスブレイクは受講者のそれぞれの立場・意図を理解した上で振り返りをしていただけるのでとても有意義である。特に私は研究者でなければ専門職でなくマネジメント職のため理解を深める、整理する、優先順位をつけるには効果的です。
  • 講義を聞いた我々に、より具体的にわかりやすく講義のポイントを教えていただくことができたため。
  • 講座を聴講した直後に疑問に思ったことの多くを取り上げて頂いたため。
  • ブレイクダウンして頂いたので。
  • 聞きたいと思っていたことを聞いていただけた。
  • 酸化・過酸化・抗酸化・抗酸化食品の各言葉について、定義内容を振り返っていただき、再確認できました。
  • いつも、理解が乏しいと思うところを、村田先生がピンポイントで指摘してくださるので、とても参考になります。
  • 講師の先生の専門的なお話を、受講生が理解しやすい言葉に変換するために補完的な質問をしてくださったため。特に、抗酸化の是非について、議論の大枠を提示していただけたのが良かったです。
  • 分かりやすい内容で講義内容を深堀できたため。
  • 講義内容を整理できるような聞き方をされていた。
  • アイスブレイクと総括により、酸化・過酸化・抗酸化という言葉の定義や、今まで曖昧だった認識の整理ができたと思います。
  • メディアや日常の会話で出てくる抗酸化という言葉やそれをうたう食品や健康食品の効果について、注意深く扱うべきと感じました。
  • 言葉の定義の再確認、物足りなかった部分での突っ込んだ質問はいつもながら大変参考になりました。
  • 基本的な部分の補完になったから。
  • 今回の講義の整理をしていただいて、戸惑った方の理解がおいついたと思います。
  • 脂質の過酸化と酸化(反応)の言葉の定義の違いがよくわかりました。
  • 参加者の興味を汲み取っていなかった。
  • これまでのどの講義よりも言葉の定義が難しく、かつ自身のビジネスとも遠い領域であったためグループ討議前に多少なりとも交通整理いただけて助かりました。
  • 酸化、過酸化、抗酸化などの定義が村田先生に整理していただき、再認識できた。毎回アイスブレイクは有意義である。
  • 聴きたいけど聞きづらいという質問もアイスブレイクで質問していただけたので、ありがたかった。その後の質問の目安になった。
  • 理解できていないところを、村田先生より補足・追加質問していただいため
  • 少しあいまいな部分の確認をしていただいた形で、良かったです。
    グループトークで協議する内容のヒントとして、参考になりました。

グループトーク、グループ質疑が有用だった理由は?

  • トピックがとっつきにくく、ビジネスに直結しなそうという意見で一致し、盛り上がりに欠けたという感じでした。
  • エンジニアの方が2名いたので、科学的視点での質問があり、興味深かった。
  • 5回目の参加となり、各受講生の役割・目的を把握することができはじめ私自身の立ち位置も明確になりつつある。
  • グループメンバーの方々とトークする中で、自分では思いつかないような感想・意見を聞くことができ、また積極的な議論を交わすことができたため。
  • ビジネスへの繋がりを想起させて頂いたので。
  • ビタミンCの摂取により尿が黄色になっているわけではないことに衝撃を受けた。
  • 自分一人の視点ではなく話をしていくことで疑問が洗い出されていく、良いグループだった。
  • 「抗酸化」という言葉に対しても、男性と女性では見る視点が異なることが分かり、楽しいディスカッションになりました。
  • 講義内容において自分の理解仕切れていなかった点、疑問点を改めて参加者間で共有、補完できたため。
  • 確認したいことを質問できたため。またグループ内で個人の業界について多少触れることができたため。
  • 専門外の方々の考え方に触れられた。一般消費者の考え方に通ずるので参考になる。
  • 各グループからの質問と仲川先生のご回答から、酸化の回析技術が、食品以外にも「酸素の付き方が図れるものなら何でも」活用できることがわかりました。
  • 不満気味なところが、チームで一致していたので、それを解決できる質問をしようと、みんなで考えることができた。
  • 毎回のことですが、異業種の方の着眼点の違いがわかり参考にjなります。
  • 人数が3人のテーブルであったが、酸化する現象、シニアへの身体への影響等、興味関心が似た点にあり、テーブルグループ内のコミュニケーションが充実していた。
  • 他の業界のかたの視点などとても参考になりました。違った視点があり、気づきをいただける機会になって良かったです。

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