SAC東京4期コースⅡ 第1回月例会 参加者の声

4月11日、SAC東京4期 第1回月例会が開催されました。講師は、東北大学 加齢医学研究所 所長 スマート・エイジング学際重点研究センター所長川島隆太教授。講義テーマは「脳科学を応用して新産業を創設する」でした。

第4期最初の月例会では、まず、「脳の機能と加齢現象」をおさらいし、「頭の回転速度のトレーニング」「記憶の量のトレーニング」の二つ面で脳のスマート・エイジングを解説していただきました。

次に「脳トレ研究の歴史」では「脳トレ批判」やlumosityの「脳トレ訴訟」など最近の話題に触れ、「認知症ケア」への応用とその経済的効果の最新成果について解説、最後に「脳トレ効果をさらに促進させる方法」についてニューロフィードバックの応用など最新研究に基づく話で講義を締めくくりました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 現在市場で紹介されている脳トレ製品の知識、およびその課題が理解できた。
  • 川島先生の研究内容等わかりやすく、日常の業務上の知見とは異なり、新鮮で勉強になりました。とりわけ認知行動科学を応用したストレスケアについて、今後どのような取り組みが行われるのか興味を持ちました。
  • 自分自身の年齢を考えても、加齢が進んでいる意識はありましたが、そのメカニズムについて考えることはありませんでした。今回、それを自分自身で体験することも含め、分かりやすく講義いただき、大変参考になりました。また今後、どのようにビジネスに生かせばいいか、ということを検討していく上でも、環境や食べ物が脳トレにどのような効果を与えるかという症例は、ヒントになるものでした。
  • 脳の活性化が目に見えるようになったことで、新しい取り組みの可否がわかりやすくなります。また、お客様への説明にも表現しやすくなります。また、脳トレの継続の手段として「集団で行う」ことを教えていただき、弊社の事業所での取り組みにとても良いヒントとなります。
  • 「脳機能を上げる」トレーニングについて整理して理解できました。またニューロフィードバックについても大変関心を持ちました。
  • 記憶の量のトレーニングにより、運動能力が伸びるというところは意外であった。 学習療法により要介護度が維持・改善されることは、弊社が考えている自立支援に非常に参考になった。

アイスブレイクが有用だった理由は?

  • エイジング・サイエンティストに求められる資質や心構えなどをお伺いさせていただくことで、今後の講義受講に向けたモチベートを高めていただきました。ありがとうございます。
  • 村田先生が専門用語の短縮形で説明されたことをフォローいただいたので、理解がより進みました。
  • 川島教授の講演に対する質問教室(解説)のような内容でしたが、我々が聞きたいと思っていることを補足して質問・回答くださいました。また川島教授の回答をフォローしてくださり、初学者でもおおむね理解することができたと思っています。
  • 村田特任教授が質問されたことにより、自分の頭の中では理解しきれなかったこと、整理しきれなかったことを、補足していただける流れになったため。
  • 村田先生のご質問は、私にとって、レベルが高いご質問でしたが、ご質問の 内容をひとつひとつ理解することに心がけました。早い時期に、十分に理解できるよう、励んでいきたいと思います。年度末には、「エイジング・サイエンティスト」に近づけるよう、取り組んで行きたいと思います。引き続き、よろしくお願いいたします。
  • ポイントをコンパクトにおまとめいただき、有益でした。
  • 講義で見逃しがちになっていた部分に対して深堀していただくことができた。また、ビジネスの観点からの深堀であり、考える幅が広がった。

グループトーク、グループ質疑が有用だった理由は?

  • それぞれのメンバが自分の属するビジネス領域から脳トレを理解し評価するアプローチを知ることは有効。
  • 自分では思いつかなかった視点を知ることが出来るため。
  • グループ毎に講義内容を質問させるなど、講義自体の理解の深堀に役立ったので、良い運営方法だと思った。
  • 自分にはない別角度の意見を聞けることで、講義内容を深く理解する事が可能になるなめ。
  • 自分の考えからでなかった部分が他の方から発せられ、参考になった。ビジネスという部分の観点から、どう構築すべきか考えることができました。
  • 講義だけでは教わることができなかった内容が、質問によって多くの研究結果や情報をお話しいただけました。
  • グループ内でもさまざまな業種の方がおられ、今後の交流や講座を通じてこれから生み出していけるのではという期待を抱きました。
  • 自分では聞きたくても聞けないような質問が出ていて、参考になった。

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過去のSAC東京月例会 参加者の声はこちら

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