SAC東京コースⅠ第11回月例会 参加者の声
2月23日開催 SAC東京コースⅠ第11回月例会 参加者の声
2月23日、SAC東京2期 第11回月例会が開催されました。講師は東北大学大学院教育情報学研究部 の北村勝朗教授。講義テーマは「どうすれば超高齢社会でシニア人材が活躍できるか?」
超高齢社会では、企業の中で定年後の雇用の問題が深刻化します。その問題解決のヒントについて、①民間企業の実例と②コーチングの視点、の二つから探り、今求められる新たなコーチング・マネジメントのスタイルについて議論しました。
参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。
ご意見・ご感想(抜粋)
講義が参考になった理由は?
- シニアの方々に活躍していただける職場を作り上げる事は、介護事業を営む当法人にとっても重要な事だと感じておりましたが、何から取りかかるべきかを悩んでおりました。また、熟達者が何にすぐれているか等を分かりやすく知る事ができました。シニアの方々が熟練者として活躍できる職場環境は、シニアに限らず前世代にとって働きやすく成長出来る職場であるとも改めて気づかされました。
- シニア人材について考える機会が今までなかったため、新しい考え方だと感じた。
- 熟達者の状況が「わかる」「できる」「見渡せる」で分りやすく表現されていたこと。また、熟達者になる資質要件として、「探求的な初心者」と分りやすく表現されていたこと。
- 弊社の事業に直接結びつくものではありませんでしたが、今後シニア人材を採用したり、また自分がシニアになった時にどうあったらよいのかなど、あるべき姿や課題などが具体的にわかったのでとても良かったです。また、社会全体の課題という点で大変興味深い内容でした。
- コーチングの視点からという事で、人の気持ちや心(モチベーション)に焦点をあてたお話だったと思うのですが、どの世代にも適応するという事で、今後の人材育成などにも役立てることが出来るように思います。
- 日本型雇用のベストプラクティスとしてのM社の研究事例が参考になった(雇用ではなく学び続ける人としての社員の扱いに特徴がある)
- 今後大きな課題になるシニアの活躍方法に関して、概念的な理解ができました。モチベーションの維持をどうするのか、変化をどう楽しむのか、探究的な初心者にいかにしてなるのか等学習させていただきました。
- シニアが活躍するのに、どのようなマインド・スキルがあるとよいのか、参考になりました。
- 実際にシニア人材を活かした企業の現状が大枠理解できたのが参考になりました。
- シニア人材活躍のテーマについて、企業で働くシニアの意見も含めて考える時間を得られた。
- シニア人材をどうとらえればいいか、基本的な見方を教わった。
- シニア層の熟達を考慮した雇用を取り入れた企業紹介熟達に関しての視点は興味深かった。
村田特任教授によるアイスブレイクが有用だった理由は?
- シニアの定義の確認等の鋭いご質問によってより内容を理解出来ました。
- 「わからないことがわからない」という状態が、いちばん難しいように思いますが、わからないことを明確に浮き立たせるようなまとめ方と質問内容はいつも参考になります。
- 講義中に疑問に思ったこと、わかりにくかったことを聞いてくださるので、講義についての理解が深まる。
- 村田教授と事務局様のファシリテーションには、毎回大変感謝しております。雰囲気・講義ポイント等を整えて頂ける事で、チーム内のディスカッションも非常にすすめやすくなっています。
- M社やその他事例の前提条件に関して問いを出していただいたことで、事例の特徴や身の回りの(あまりうまくいかない)ほかの例との違いを意識することができた。
- 良く整理された内容で講義を振返ることが出来るから。
- まさに聞きたい部分を捉えてくれていました。
- 講義中の疑問点について的確に質問いただき、論点の整理がよくできました。いつも鋭い質問ありがとうございます。
- 講義を聞いていてもやもやしていたところが整理されて大変有り難かったです。
- わかりにくい点を「かみくだく」という、まさにアイスブレイクであったと言えます。
- シニア人材の定義やお話し頂いた内容の前提など、恐らく聴講者のほとんどの方が疑問に思っていたことを取り上げていただいたのでその後のグループトークにスムーズに入れました。
- グループトーク前に共通の疑問点を確認していただくことで、より深い議論をすることができた。
- 質問する前段階の整理に役立ちました。
- 基礎的な質問として押さえてくれた。
グループトーク、グループ別質疑が有用だった理由は?
- 今回の講義の内容だけでなく、これまでの各講義の内容をふまえた意見交換ができ、大変有用でした。
- 異なる業界の人が、どのようなことを疑問に感じるのかを知ることができるため。また、何故、それを疑問に感じたかを講義内容を振り返りながら共有することができるため。
- 他の回と比較して、知識の修得というよりも、そこで活躍人材というテーマでしたが、それぞれの所属する団体において、様々な考え方・仕組みがあることが分りました。
- 異業種の方の意見を聞けて参考になりました。
- グループ討議の中でこれからアジアの人材争奪戦が始まる(タイは既に逼迫)という話題があり、年齢毎にいかに活躍できる人材を育成アサインしていくかが、アジア全域で求められていることが分かった。もともと人材の余剰がない日本での、企業におけるよい学びスタイルをもっと整理一般化してサービス輸出する視点は、ビジネス的にも有効と感じた。
- 自分に無い視点が得られるから。
- 異なる業種・会社同士のグループ質疑なので、各社の現状を理解することができ参考になった。
- 雇用者として、または違う業種からの疑問が多く出たので。
- 各社のシニアの現状がよくわかりました。問題点や世代・性別で考え方が異なる点も大いに興味がわきました。
- 難しいテーマで、なかなか明確に答えの出る質問ではなかったと思いますが、皆の関心事などは参考になりました。
- 様々な業界に所属する立場の違う方々から、自分たちの業界や立場の視点からお話を聞けたことで気づきもありましたし、とても参考になりました。
- 共通の疑問点について共感するとともに、別の角度からの質問もあり参考になった。
- 技術系に係る熟達の定義だけでなく、一般職に当てはめた場合の意見が聞けたので。
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