ライフサイエンス・イノベーションを産官学連携で促進

社団法人LINK-Jを設立

blog160607SAC東京参加企業の三井不動産株式会社とアカデミア有志が中心となって、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン「LINK-J」を設立しました。

LINK-Jは、医薬関連企業が集積する日本橋エリアを拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープン・イノベーションを促進し、新産業創造を支援する活動を開始します。


三井不動産株式会社ニュースリリースより抜粋

■LINK-Jについて

ライフサイエンスは、あらゆる科学の複合領域であり、医学をはじめ、理学や工学、ICTや人工知能といった新たなテクロノジーなど、対象は広範に及びます。LINK-Jはそのネットワークを通じ、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を促進し、シーズやアイデアの事業化を支援するために設立されました。

LINK-Jの理事長には慶應義塾大学医学部長の岡野栄之、副理事長には大阪大学大学院医学系研究科長の澤芳樹が就任しました。LINK-Jの事業運営にアドバイスを行う運営諮問委員会に、理化学研究所理事 松本洋一郎氏、京都大学iPS細胞研究所 所長 山中伸弥氏を始めとする産学を結ぶ13名の識者の参画を得ています。

■三井不動産の取組み

日本橋ライフサイエンス・イノベーション推進事業の拠点は、既存の「日本橋ライフサイエンスビル」「日本橋ライフサイエンスハブ」に、新たに「日本橋ライフサイエンスビル2」を加えて3か所となります。

blog160607b日本橋ライフサイエンスビルは業界団体、大阪大学・京都大学・東京大学・東北大学や、東京都の医産学連携・医療機器開発支援センター(仮称)に加え、日本初進出となるUCサンディエゴの東京ブランチの入居が決定しています。日本橋ライフサイエンスハブは、日本医療研究開発機構(AMED)創薬支援戦略部の東日本統括部、日本橋ライフサイエンスビル2には将来有望なライフサイエンス系ベンチャー企業が入居しております。

これらの交流拠点では、過去1年間に100以上のセミナー・シンポジウム等が開催されておりますが、今後はLINK-Jの始動に伴い、日本橋の3拠点において、より一層の交流が進むこととなります。

LINK-Jでは、設立趣旨に賛同していただける方々を、LINK-Jメンバー(特別会員)として、この7月より会員募集いたします。メンバーの方々には、「交流・連携事業」として、シンポジウムやセミナー等への参加やメンバー間の交流イベントへの参加といった機会を提供します。また、「育成・支援事業」として、起業を志す個人やベンチャー企業を対象としたプログラムや様々な相談の場を提供する他、投資家からの資金調達やアライアンスのためのマッチングの機会を設けます。

詳細は下記を参照ください。

三井不動産株式会社ニュースリリース

LINK-J オフィシャルサイト

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