SAカレッジ22年度 コースⅡ 第1回月例会質疑セッション 参加者の声

川島 隆太 教授「脳科学を応用して新産業を創成する②」

2022年4月20日、SAカレッジ22年度コースⅡ第1回月例会 質疑セッションが開催されました。講師は、加齢医学研究所所長、スマート・エイジング学際重点研究センター長、東北大学ナレッジキャスト株式会社 取締役、川島 隆太(かわしま りゅうた)教授。講義テーマは「脳科学を応用して新産業を創成する②」でした。

質疑セッションは、「オンラインが増えた昨今、共感が起こりにくい会議では、どうしたらラポール(調和した関係)形成につながるのか」という話題について、参加者の皆様の脳は同調したように思います。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。


ご意見・ご感想(抜粋)

質疑セッションが参考になった理由は?

  • 質問へのご回答という形で、あらためて講義の振り返りが出来て、講義内容をより深めることが出来たと感じられたからです。
  • 他社他業種の視点からのご質問とご回答をお聞きすることで、様々な視点での今回の講義への捉え方を知ることができたからです。
  • 弊社の販売しているプロダクトへ、本講義の内容を活かす余地がありそうかどうか先生へ質問が出来たため。また、他者様のご質問もお伺いしながら、脳科学への理解を深めることが出来たため。
  • 他社の方々の疑問点ならびに川島先生のご回答を共有化させて頂くことで、自分の想定している技術領域外へも思考が広がりました。
  • 自分の不明点を解消できたこと、他業種の他社さまの疑問点やご回答を伺うことができ、新たな視野が広がったこと、から参加することができ、大変助かりました。オンラインにて、共感を高めるテクニックとして、うなずきや手の動作を相手に合わせる、等は直ぐに身近に普及できるかと思いますので、早速実践していこうと思いました。
  • 素人質問に対しても親身にご回答、事業化へのヒント等をいただくことができ、大変参考となった
  • 他の人の質問を聞きながらあらためて思いついた質問内容について質問でき、詳細回答を頂けたため。
  • 先生のご説明、各社さまの質問から脳科学をどのように事業につなげていくかイメージがつかめました。また、オンライン会議の時に相手と同調するためのテクニックはすぐに実践します。
  • 他社の質問・回答が勉強になりました。
  • 内容深く興味深い質問が多かった
  • 色々な方の質問と答えが共有されて参考になった。以前の形式より時間に余裕ができ、細かいところまで先生に答えていただけたのが良かった。
  • 知識を広げるだけでは50点以下と言われてしまいますがいままで知らない分野を知ることが出来た。これをどう生かしていけるか検討する機会を与えてもらえた。自身がシニアになる時に快適に過ごせる行動やビジネスについて、脳機能イメージングをヒントになにか出来ないかから考えていきたいと思う。
  • 最新の研究結果を同時にご紹介いただき、大変勉強になりました。特に、オンライン会議における共感覚の起こりづらさに関するご説明・研究紹介が興味深かったです。私自身学生時代に共感覚に関して興味を持っていたため、様々な文献を見て難しく考えてしまっていたのですが、朝のラジオ体操を一緒にすることが強いラポール形成につながることが衝撃でした。初学者にも分かり易いご説明を簡潔明瞭にいただき、大変役立ちました。ありがとうございました。
  • カラオケに関する脳血流に動きについて、心地よい歌を歌う=十八番状況は脳血流を下げるからこそ、脳活動的には悪い?という疑問もあったが、逆に脳血流を抑制することはリラクゼーション効果を引き出すというご回答も頂き、今後のシニアビジネスに絡むカラオケとの関連性にも勉強になりました。
  • 講義で浮かんだ疑問が解消し、また、他の受講生の質疑により、一層理解が深まったため。
  • 脳同調=共感、であるということを理解でき、リアルでの会話の重要性を再確認できた。一方で、VR等の没入感がどれだけ深いのか、下を向いた際に自分の足元が見えたりするレベルの没入感が必要なこと(一人称視点での没入感)や、会話で相手と同じ動きをとって同調を意識的に促していくなど、興味深い話もきけた。

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