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SAカレッジ21年度 コースⅡ第5回月例会 参加者の声

渡邉 賢 教授「超臨界で天然物がお宝に?~新しい食品加工と廃棄物処理技術~」

8月11日、SAカレッジ21年度コースⅡ 第5回月例会開催されました。講師は、工学研究科 化学工学専攻 渡邉 賢(わたなべ まさる)教授。講義テーマは「超臨界で天然物がお宝に?~新しい食品加工と廃棄物処理技術~」でした。

超臨界流体は、固体、液体、気体に加えて発現する、第4の状態です。この状態とその過程も含め、特に二酸化炭素と水の超臨界状態(およびその周辺の亜臨界状態)を利用したプロセスが、衣(+医)食住環境の分野で実用化されており、さらなる用途展開も期待されています。

今回は、超臨界流体を次の4つのパートに分けて理解しました。

  1. 実用事例を通して、超臨界流体を用いることの利点を理解する
  2. 超臨界流体とは何かを、物性の観点から理解する
  3. 講師の研究内容を紹介し、特に資源活用の観点での超臨界利用を理解する
  4. 超臨界流体普及の課題を挙げ、日本での状況を他国と比較することで、その解決策を考える

超臨界流体は主に溶媒です。それがより広く利用されることで二酸化炭素排出や廃棄物問題のいくつかを解決できる可能性があること、そして天然物をお宝にできる可能性があることをお話しいただきました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

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