SAカレッジ21年度 コースⅠ第6回月例会 参加者の声
野内 類 准教授「スマート・エイジング研究の実際」
9月8日、SAカレッジ21年度コースⅠ 第6回月例会開催されました。講師は、加齢医学研究所 認知健康科学研究分野 野内 類(のうち るい)准教授。講義テーマは「スマート・エイジング研究の実際」でした。
私たちの認知機能は加齢と共に低下していきます。この認知機能の低下は、高齢期の社会生活や日常生活を困難にする要因の一つとなります。
認知機能の低下は、軽度認知障害(MCI)や認知症のリスクファクターとなることから、認知機能を向上させる方法について、大きな関心が寄せられています。
本講義では、認知機能を向上させる脳トレなどの認知介入、ウォーキングなどの運動介入、食品などの摂取による栄養介入を用いた生活介入方法について紹介されました。
また生活介入研究のホットトピックである生活介入効果の個人差や最適な生活介入方法の提案もお話いただきました。
特に産学連携研究で実施した事例よりどのような研究が社会・企業・大学側から期待されているか、産学共同で研究を進めることのメリット・デメリットについて、議論されました。
参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。