PRESIDENT Online 連載『オンライン脳』全2回
PRESIDENT Onlineでの川島隆太教授の連載『オンライン脳』が掲載されています。
『オンライン脳 東北大学の緊急実験からわかった危険な大問題』(アスコム)から2回にわたってお届けする記事です。
(以下抜粋)
第1回 「スマホをさわるとバカになる」は本当だった…7万人の追跡調査が示す「スマホと学力」の恐ろしい相関
スマホは子どもたちにどんな影響を与えているのか。東北大学の川島隆太教授は「7万人以上の追跡調査の結果、スマホの使用時間が長いほど学力低下の程度が大きいことがわかった。スマホの悪影響は無視できない」という。
- 30年以上前から指摘されたパソコンの悪影響
- 子どもがスマホを長時間使う危険性を、誰も知らなかった
- 勉強する子もしない子も、スマホを使えば「学力低下」
- スマホを触れば「勉強時間」が無駄になる
- 最悪の仮説…スマホを使うだけで脳に悪影響が生じる
- 7万人超の小中学生を追跡調査で分かったこと
- 睡眠時間、学習時間は関係ない…スマホが脳をダメにする
第2回スマホ中毒になると「小6の脳」で成長が止まってしまう…東北大の3年間の追跡調査が示す恐ろしい事実
スマホは子どもたちにどんな影響を与えているのか。東北大学の川島隆太教授は「5~18歳の児童・生徒224人を対象に3年間、脳の発達をMRIで調べた。その結果、毎日スマホを使う子は脳の発達が止まっていることがわかった」という。
- 使うアプリの数が多い子どもほど、学力が低い
- SNSの「スイッチング」で注意力は散漫になる
- スマホ学習をするなら、何もしないほうがまし
- メッセージアプリは学力の押し下げ効果が大きい
- モニタを長時間見つめ続けると、脳はダメージを受ける
- デジタル機器が「一方向型」か「双方向型」か
- 脳の発達が明らかに遅れる衝撃のデータ
- 毎日インターネットを使う子の大脳灰白質の体積は増えない
- スマホを使いすぎる子は、3年で大脳全体の発達が止まった
タグ:PRESIDENTOnline, オンライン脳, スマホ, 川島隆太, 脳科学
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