SAC東京4期コースⅡ第7回月例会 参加者の声

12月20日、SAC東京コースⅡ第7回月例会 参加者の声

12月20日、SAC東京4期 第7回月例会開催されました。講師は、加齢医学研究所・災害科学国際研究所杉浦元亮教授。講義テーマは「人間の心と行動の不思議 ~その裏側を脳機能イメージングでひも解く」でした。

人間の行動の裏側には様々な心の働きがあります。現代はその働きを脳機能イメージングでかなり明らかにできるようになりました。

例えば、実際に顔を合わせての面談とビデオ画面で行う面談とでは、脳の使い方が異なることがわかっています。E-ラーニングは多くの人に情報提供するのに向いていますが、ライブの魅力を超えられない理由がここにあります。

また、自分の顔が魅力的に見える時、「場」を認知する脳領域が活性化することがわかっています。これより、「場」のつくりかたによって顧客の意識行動が変わることが脳科学的にもわかります。

今回の講義では、脳機能イメージングを使って、人の行動とその裏側にある心の動きをひも解くための手法をお話しいただきました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。


ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 脳の活動、特にfMRIを活用しての具体的な実験結果が現在履修中の研究内容との対比で有益でした。
  • 「どうして話しかけるのは難しいのか」のような、認知プロセス仮説のお話を伺えたこと
  • 弊社の今後の事業展開に有益な学びだった。
  • サービスの開発につなげて考えるのが難しかった
  • 難しい内容ではありましたが、所々にビジネスとリンクする内容があり、今後仕事の中で活かせるのではないかと思えました。
  • 英語の面談テストはAIと人間で脳の働き方が異なったり、英語の学習の際は実際の場面に即して学ぶほうが理解が進むなど、脳画像を測定して初めて分かる現象があるということについて、十分理解でき、興味深かった。
  • マーケティングの世界では、行動の結果として蓄積するデータの活用は加速しているが、人間の行動の理由というものは置き去りになっていると感じる。その意味で、人間脳科学という分野は、マーケティングにおいてまったく新しい価値を生み出す可能性がある分野だと感じた。
  • 脳の働きはまだまだ未知な部分が多いことなど
  • 人の脳の機能を思考ごとに考えられることが大変興味深かった。人の行動でどういった事でハードルとなっていることが分かれば事前のインプットによりハードルを下げることを考えられそうだと思いました。
  • 五感からのインプットに関する脳の話ではなく、自己の認識という切り口は初めてだったため。
  • 脳の高次機能の研究について、イメージを掴むことが出来ました。
  • 認知プロセスに関する最先端の研究内容を聴講でき、今後の本領域へのアプローチに関して大変有用な情報となりました。

アイスブレイクが有用だった理由は?

  • 認知プロセスの理解にとどまらずビジネス面での検討を喚起してもらえた。
  • 重要なポイントや理解が十分でなかったポイントを補える
  • 今回の講義の整理ができた。
  • 判らなかった内容を砕いて説明いただけただのわかりやすかった
  • 毎回のことですが、講義の内容を頭の中で整理する時間になります。
  • 村田先生が内容を端的に上手くまとめていただいたため
  • 一部聞きそびれていたことや、理解が十分できていなかった部分を改めて整理ができてよかった。
  • 杉浦先生のお話は、それだけでもまとまっていてわかりやすかった。
  • 村田先生の、マッチングサービスへの応用案が興味深かった。
  • 研究分野とビジネスとをつなげるのに、有用だった
  • 講義をビジネスの視点で考える素地になった。
  • 若干難しい内容だったので、アイスブレイク中の村田先生の質問で、理解を深めることができた。
  • 理解を深めるために有効でした。
  • 様々な視点での質問があり、大変参考になりました。

グループトーク、グループ質疑が有用だった理由は?

  • それぞれの参加者による自分の経験や立場から疑問や意見がだされるので、広い範囲で意見を聞く良い機会となる。
  • 皆さんビジネス創出の可能性を見いだせていなかった
  • 異業種の方がどんなことに興味を持つのか、どんなふうに説明されるかを学べるから
  • 異業種の方達とグループトークができ新しい視点が増えた
  • 私が考えつかない視点からの意見も聞けてよかった
  • 今回のテーマは私には難しかったので、グループの他の方たちが疑問に思った点を聞くことで、講義の理解度が深まりました。
  • メンバー全員の考え、疑問点がわかって色々な見方があるなと感心しました。
  • グループ質疑で新たに分かったことなどもあ、有用と感じた。また、グループ論議で新たに生じた疑問もあったので、論議自体も有用と感じた。
  • 個人的な興味にもとづく質問が多いが、今回は自社事業とからめての質問も出たのでそこは大変参考になった。
  • 雑談の中で、脳には無限の能力がある事等、実務で障壁となっている事を共有できて有用であった。
  • 個々の会社での問題点を把握できまた、人それぞれの考え方を知ることができた。
  • グループのメンバーから、自分の観点になかった質問が多く出たので、思考を巡らせる上で参考になった。
  • 興味深い視点を持っている方がおられたため。
  • アイスブレイク同様に、様々な視点での質問があり、大変参考になりました。

過去のSAC東京月例会 事務局レポートはこちら
過去のSAC東京月例会 参加者の声はこちら

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