脳科学の産業応用事業における新会社「NeU(ニュー)」を設立
国立大学法人東北大学、株式会社日立ハイテクノロジーズ、株式会社NSD、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社、及び七十七キャピタル株式会社は、脳科学の産業応用事業を行う新会社「株式会社NeU(ニュー)」を平成29年8月1日に設立します。
株式会社 NeU(ニュー)は東北大学加齢医学研究所 川島研究室の「認知脳科学知見」と、 日立ハイテクノロジーズの「携帯型脳計測技術」を融合して誕生。 設立時役員として、SAC東京コースⅢの講師でもある長谷川清氏が代表取締役 CEO、加齢医学研究所所長の川島隆太教授が取締役 CTOに就任します。
脳科学を活用してQuality of Life(クオリティオブライフ)の向上に貢献
世界的な高齢化における健康寿命の維持・伸長、健やかなメンタルヘルスの維持など社会的な問題は脳に関連することが多く、脳の状態を知ることは今後ますます重要視されます。
東北大の認知脳科学の知見と、日立ハイテクが開発した日常生活の中で簡単に脳血流量変化が計測できる携帯型脳活動計測技術を軸に、脳科学の産業応用事業を行う新会社を設立し、脳活動を可視化することにより個人に合った認知トレーニングを提供するなど新たなソリューション創生を推進していきます。
将来的には、脳活動計測データと他のヒューマンセンシングデータや生活データを一元管理するプラットフォームをNSDと開発し、さまざまなパートナー企業との連携を図りながら脳科学を活用してQuality of Life(クオリティオブライフ)向上に貢献していきます。
詳細は下記を参照ください。
タグ:NeU, 川島隆太, 日立ハイテクノロジーズ, 東北大学, 脳科学
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