特殊紫外線ランプでカラオケルームをより安全に
シルバー産業新聞 連載「半歩先の団塊・シニアビジネス」第171回
コロナ禍でダメージを受ける「退職者の第三の場所」
私はかつて拙著「シニアビジネス」で「退職者のための第三の場所」という考え方を提唱した。退職後に毎日行くところがないという不満・不便の解消がビジネスになるからだ。
その後社会の高齢化の進展で、若者向けの場だったカラオケにシニアが行くようになり、カラオケは「退職者のための第三の場所」の代表になった。
ところがコロナ禍で「カラオケはクラスター発生」のイメージが強まり、行政による行動規制の対象とされ、退職シニアはほとんど来店しなくなっている。