開催案内:コースⅢ第8回月例会(11月25日開催)
月例会概要
講義テーマ:
郷土芸能とテクノロジーを活用した地域と人の活性化
講師:佐藤克美(さとうかつみ)准教授
所属:大学院教育学研究科
専門:教育情報学・ICT活用教育
プロフィールはこちら
今回の月例会はオンラインSAC(ZOOM版)での開催になります。
オンラインSAC参加要領(ZOOM版)に従って受講環境を予めご準備願います。
講義概要
日本の伝統的技芸は「わざ」と呼ばれます。この「わざ」の世界は、非常にアナログな世界で、デジタル・テクノロジーを活用して「伝承する」ことは、一見不可能のように思えます。
佐藤先生は、急速な高齢化等の理由により、その存続、伝承が危惧されている日の伝統的民俗舞踊(郷土芸能)に焦点を当て、郷土芸能の世界においてデジタル・テクノロジー、特にモーションキャプチャおよびCGアニメーションを活用し、「わざ」の継承を支援するという試みを実践してきました。
継承者の「思い」を大切にし、その「思い」を含めた伝承を実現するテクノロジー活用とは?「情熱を高める」テクノロジー活用とは? これまでの実践事例で得られたリアルな研究成果について解説します。
さらに、デジタル・テクノロジー活用による継承支援が、周りの人々・地域におよぼす影響について、その応用活用についても紹介します。
日本の産業や文化の発展において、今後ますます重要になるであろう「伝える」・「継承する」技術。佐藤先生の実践事例は、その「伝える」「継承する」を変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)の大きなヒントになるはずです。
予習教材
参考資料
- ウェブサイト
郷土芸能 × テクノロジー=新しい継承のカタチ
http://wowlab.net/25792
- 新聞記事
日本経済新聞記事 2018年3月10日掲載
朝日新聞記事 2019年12月19日掲載 デジタル版
https://www.asahi.com/articls/ASMDJ636FMDJUZHB00D.html
NHK おはよう日本より 2018年3月2日放送
※新聞記事・NHKおはよう日本については、もう見ることが難しいと思うので、以下にアップロードしておきました。
https://drive.google.com/drive/folders/1dhIfzsWteRxCclaTidVlkW__LJHK5bcl?usp=sharing
- 書籍
渡部信一
『教育現場の「コンピテンシー評価」─「見えない能力」の評価を考える─』
4章,“日本の「わざ」習得と「コンピテンシー」の役割”(佐藤克美)
ナカニシヤ出版.
山西潤一,赤堀侃司,大久保昇 編著
『学びを支える教育工学』
第4章,“熟達者の「わざ」をデジタルで伝える”(佐藤克美)
ミネルヴァ書房.
月例会詳細スケジュール(予定)
日時:2020年11月25日(水)9:45~12:30(接続受付時間9:35~9:45)
※講義開始時間が早くなってます。ご注意ください。
9:35-9:45 接続受付時間(10分)
9:45-9:50 開始・注意事項・講師紹介(5分)
9:50-11:05 講義とアイスブレイク(75分)
11:07-11:17 休憩(10分)
11:20-11:50 グループトーク(30分)
11:50-12:20 グループ別発表&講師によるコメント(30分)
12:20-12:25 総括(5分)
12:25-12:30 事務連絡・終了(5分)
出席者ご確認のお願い
- 今回ご出席の方は、11月18日(水)正午までに
下記出欠確認フォームよりご登録ください。 - 月例会は同一企業の方であれば、登録1口につき1名様、どなたでも参加可能です。
連絡担当窓口の方は、どなたかにご出席頂けるよう調整ください。 - 出欠のご確認は、出席される方それぞれ個別にお願いいたします。
(2口参加企業の場合) - ご入力頂いたメールアドレスあてに入力内容確認のメールが届きます。
メールアドレスは間違いのないようにご入力ください。 - 月例会当日に参加者名簿をお配りします。
名簿には本出欠確認に基づく「会社名」「氏名」を掲載します。 - オンラインSACへ初めて参加の方は事前接続テストを実施頂きます。
下記実施日から可能な日時を選択してください。既に事前接続テストを実施済みの方は「テスト済」を選んでください。
出欠確認フォーム
必要事項ご入力、出欠を選択のうえ、送信ボタンをクリックしてください。
事前接続テスト要領
事前接続テストの要領はこちらをご覧ください。
当日参加手順
- 予め連絡するURLリンクをクリックして、オンラインSAC用
の画面に参加ください。参加後、ご自身のマイクとカメラが動作して いるか確認してください。
当日のお願い
- 受付開始時間前および月例会開始後は参加できません。
- やむを得ず欠席、遅刻する場合は事前にご連絡ください。
お問合せ先
東北大学SAC東京事務局
TEL:03-6665-0983
(10:00~17:00、土日、祝日除く)
e-mail:sact(at)grp.tohoku.ac.jp ※(at) は @ に置き換えて下さい