開催案内:コースⅢ第11回月例会(2月24日開催)
月例会概要
講義テーマ:
安全安心の『飲む体温計』 から始まるヘルスケアの未来
講師:吉田慎哉 特任准教授
所属:大学院工学研究科 ロボティクス専攻
専門:微細加工学、微小電気機械システム(MEMS)、ナノ・マイクロ工学
プロフィールはこちら
今回の月例会はオンラインSAC(ZOOM版)での開催になります。
オンラインSAC参加要領(ZOOM版)に従って受講環境を予めご準備願います。
講義概要
日常生活にて体温や脈拍・心拍などの生体情報を取得・分析することで、疾病の早期発見や重症化防止につなげる取り組みが行われています。そのためのウェアラブルセンサは、すでに当たり前の技術として普及しており、その市場は年々拡大しています。
そして、次世代のヘルスケアデバイスとして注目を集めているのが、体内にてデータを収集する「飲み込み型センサ」です。消化管、特に腸内にアクセスできるデバイスがほとんどないことから、映画「ミクロの決死圏」に描かれたような夢のセンサの実用化に期待が寄せられています。
吉田先生は、この実現に向けて、飲み込み型センサ用ハードウェアプラットフォームを開発し、その最初の製品として安全安価な「飲む体温計」の社会実装を目指しています。
本講義では、飲み込み型センサ開発に関する最新動向を紹介し、「飲む体温計」から始まるヘルスケアの未来について解説します
予習教材
予習用資料
- COI東北 飲込みセンサプロジェクト(2018版)(youtube)
COI東北で開発している「飲む体温計」の紹介動画
- 「飲む体温計」の開発で、新時代の健康デバイスを開発する〜 (Top Researchers)
飲込み型デバイスの開発の経緯や現時点の課題について
- 「飲み込み型デバイスの歴史と最新動向」 中村 力 (電気学会誌2017 年 137 巻 8 号 p. 552-555)
- 「Ingestible electronics for diagnostics and therapy」 Steiger et al. – 2019 –
(Nature Reviews /Materials volume4 February 2019 p.83-98) - 「胃酸で発電・蓄電する普段使いできる「飲む体温計」の開発」吉田慎哉・宮口 裕・中村 力(化学工業 2020年7月号)
月例会詳細スケジュール(予定)
日時:2021年2月24日(水)9:45~12:30(接続受付時間9:35~9:45)
※講義開始時間が早くなってます。ご注意ください。
9:35-9:45 接続受付時間(10分)
9:45-9:50 開始・注意事項・講師紹介(5分)
9:50-11:05 講義とアイスブレイク(75分)
11:07-11:17 休憩(10分)
11:20-11:50 グループトーク(30分)
11:50-12:20 グループ別質疑&講師によるコメント(30分)
12:20-12:25 総括(5分)
12:25-12:30 事務連絡・終了(5分)
出席者ご確認のお願い
- 今回ご出席の方は、2021年2月17日(水)正午までに
下記出欠確認フォームよりご登録ください。 - 月例会は同一企業の方であれば、登録1口につき1名様、どなたでも参加可能です。
連絡担当窓口の方は、どなたかにご出席頂けるよう調整ください。 - 出欠のご確認は、出席される方それぞれ個別にお願いいたします。
(2口参加企業の場合) - ご入力頂いたメールアドレスあてに入力内容確認のメールが届きます。
メールアドレスは間違いのないようにご入力ください。 - 月例会当日に参加者名簿をお配りします。
名簿には本出欠確認に基づく「会社名」「氏名」を掲載します。 - オンラインSACへ初めて参加の方は事前接続テストを実施頂きます。
下記実施日から可能な日時を選択してください。既に事前接続テストを実施済みの方は「テスト済」を選んでください。
出欠確認フォーム
必要事項ご入力、出欠を選択のうえ、送信ボタンをクリックしてください。
事前接続テスト要領
事前接続テストの要領はこちらをご覧ください。
当日参加手順
- 予め連絡するURLリンクをクリックして、オンラインSAC用
の画面に参加ください。参加後、ご自身のマイクとカメラが動作して いるか確認してください。
当日のお願い
- 受付開始時間前および月例会開始後は参加できません。
- やむを得ず欠席、遅刻する場合は事前にご連絡ください。
お問合せ先
東北大学SAC東京事務局
TEL:03-6665-0983
(10:00~17:00、土日、祝日除く)
e-mail:sact(at)grp.tohoku.ac.jp ※(at) は @ に置き換えて下さい