開催案内:コースⅢ第9回月例会(12月5日開催)
月例会概要
テーマ:ニューロマーケティング研究最前線
講師:元木 康介(もとき こうすけ)
所属:加齢医学研究所 人間脳科学研究分野 東北大学大学院医学系研究科 博士課程
日本学術振興会 特別研究員
専門:消費者神経科学、消費者心理学
今回の月例会会場は東北大学東京分室(丸の内サピアタワー)です。 お間違えないようお越しください。
概要
ニューロマーケティングとは、 脳科学の立場から消費者の脳の反応を計測することで消費者心理や行動の仕組みを解明し、マーケティングに応用しようとする試みです。近年、学術界では「消費者神経科学」と呼ばれています。
消費者神経科学は、神経科学の手法を用いて消費者行動を研究する融合領域とされています。しかし、現状ではどのように神経科学の手法を用いれば、消費者行動の理解が進むのかについての考察がほとんどなされていません。
今回の月例会では、 まず、消費者神経科学研究分野の最新動向をお話しします。そのうえで、東北大学で行った次の2つの研究事例をお話しします。
1つは、楽しいから買うモノ(コミックなど)と役に立つから買うモノ(実用書など)は同じ価値で買っているのかを脳機能イメージングを活用し、神経科学的に検証したもの。もう一つは、FacebookなどSNS上で起こる「バズ・マーケティング」成功の秘訣を、動画広告を題材に神経科学的に検証したものです。
消費者心理や行動を深く理解するための最新の知見が得られる貴重な機会です。ぜひ、ご参加ください。
予習教材
- 「消費者神経科学の動向と展望―神経科学を消費者行動研究に役立てるために」元木康介・杉浦元亮 (2017) /マーケティングジャーナル 37(3)(PDF)
- 「ニューロマーケティングの現状,課題そして展望 」熊倉広志 (2016)/ オペレーションズ・リサーチ 61(7)(PDF)
- 「 ニューロマーケティングと意思決定 研究」竹村和久 (2016)/オペレーションズ・リサーチ」61(7)(PDF)
スケジュール(予定)
日時:2017年12月5日(火)14:00~17:05(受付時間13:35~13:55)
会場: 東北大学東京分室(千代田区丸の内1-7-12、サピアタワー10階)
13:35-13:55 受付
14:00-14:05 開始・事務連絡・講師紹介(5分)
14:05-15:05 講義(60分)
15:05-15:25 村田特任教授によるアイスブレイクおよび個別質疑(20分)
15:25-15:35 休憩(10分)
15:35-16:05 グループトーク(30分)
15:05-16:45 グループ別発表と講師によるコメント(40分)
16:45-16:55 まとめ(10分)
16:55-17:00 事務局連絡(5分)
17:00-17:15 終了・講師名刺交換(15分)
出席者ご確認のお願い
- 今回ご出席の方は、11月28日(火)正午までに、このページの下部にある
「出欠確認フォーム」よりご登録ください。 - 月例会は同一企業の方であれば、登録1口につき1名様、どなたでも参加可能です。
連絡担当窓口の方は、どなたかにご出席頂けるよう調整ください。 - 出欠のご確認は、出席される方それぞれ個別にお願いいたします。(2口参加企業の場合)
- ご入力頂いたメールアドレスあてに入力内容確認のメールが届きます。
メールアドレスは間違いのないようにご入力ください。
出欠確認フォーム
必要事項ご入力、出欠を選択のうえ、送信ボタンをクリックしてください。
当日受付手順
- 受付はサピアタワー3階総合受付そばの「SAC東京受付」で行います。
- 受付でお名刺を係の者にご提示いただき、「当日入館カード」をお受け取りください。
- 「当日入館カード」をセキュリティゲート入り口でかざし、中にお入りください。
- エレベータで10階の「東北大学東京分室」までお越しください。北海道大学東京オフィスの奥になります。
- 会場にて、資料一式をお渡しいたします。
当日のお願い
- 当日はお名刺を必ずご持参ください。
- 月例会受付時間は13:35~13:55です。時間厳守でお願いいたします。
- 受付開始時間前および月例会開始後は入場できません。
- やむを得ず欠席、遅刻する場合は事前にご連絡ください。
- 「当日入館カード」は3階セキュリティゲートから退出の際に返却ください。
- セキュリティが厳しいため、受付手順が複雑となりますことを予めご了承ください。
お問合せ先
東北大学スマート・エイジング・カレッジ東京事務局
TEL:03-6225-2546(9:30~17:30、土日、祝日除く)
e-mail:sact@grp.tohoku.ac.jp