筒井 健一郎 教授

筒井 健一郎(つつい けんいちろう)教授sact_lecturer10_tsutsui

大学院生命科学研究科
脳神経システム分野

専門:
神経生理学、生理心理学、認知行動神経科学

一言で言えば:
サルを使った高次脳機能研究のエキスパート

プロフィール

99年東京大学大学院博士課程修了、博士(心理学)。日本学術振興会特別研究員(日本大学医学部生理学所属)、ケンブリッジ大学解剖学科助手を経て、05年東北大学大学院生命科学研究科・助教授。07年職階制変更により准教授、現在に至る。03年日本神経科学学会奨励賞、09年日本心理学会国際賞奨励賞受賞。動物実験による脳内報酬系や前頭葉の高次脳機能の基礎研究が専門。最近はうつ病のメカニズムの解明にも挑んでいる。

筒井先生の活動をもっと知るための情報

筒井先生の研究室では、21世紀科学の中心的課題のひとつである脳の高次機能の解明について、脳の機能的構造の理解が必要と考え、主に、知覚・認知系、報酬・学習系、実行系の機能の神経基盤を明らかにすることを目的に研究されています。

過去7年間にのべ372社の民間企業が参加しているスマート・エイジング(SA)カレッジでは、筒井教授の最新の講義を聞くことができ、直接意見交換ができます。

例:SAカレッジ第9回月例会 事務局レポート「脳内の「報酬系」「罰系」は消費行動にどう影響するか?

スマート・エイジング・カレッジの詳細資料はこちら
SAカレッジの魅力の一つとしてあげられるのは、ライフサイエンス分野において国内最大級の産学共創体制を構築している東北大学の、最先端の研究シーズ情報が「ワンストップ」で得られることです。コースⅠでは「加齢化学の基礎」から「シニアビジネス」までを体系的に学ぶことができます。

主な著書

原著論文のほか、「カールソン神経科学テキスト 脳と行動」(丸善)(共訳)、「心理学辞典」(誠信書房)(分担執筆)、「心理学辞典」(平凡社)(分担執筆)など多数

産学連携実績

東北大学-トヨタ共同プロジェクト「高齢者の安全運転支援システムの開発」に参画。2013年から、文科省脳科学研究戦略推進プログラム「BMI技術」にて、うつ病のメカニズムの解明とTMS治療法の最適化など

独自ホームページなど

生命科学研究科 脳情報処理 分野

 

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