能力の限界把握、アスリート支援 永富良一センター長
日本経済新聞 2016年7月27日朝刊
SAC東京月例会講師である永富良一教授の記事が日本経済新聞に掲載されました。
永富教授は、運動・身体活動の分子生物学から疫学、地域の健康づくり研究の第一人者で、東北大学医学系研究科創生応用医学研究センタースポーツ医科学コアセンターのセンター長でもあります。
同センターは医学系研究科、医工学研究科、工学研究科、情報科学研究科、流体科学研究所、加齢医学研究所、サイクロトロン・RIセンター、未来科学技術共同研究センターなど東北大学内諸機関と、国内トップレベルのアスリートを擁する仙台大学、東海大学、早稲田大学、同志社大学などの大学と連携し、世界トップ10に入るアスリートの育成を支援しています。
※永富教授の今期のSAC東京での講義は8月25日開催の第5回月例会のコースⅠ。講義テーマ「健康は測れるか?」を予定しています。
日本経済新聞7月27日朝刊より抜粋
東北大学スポーツ医科学コアセンターの特徴は連携だ。高所トレーニングのメカニズム研究には、学内の酸素医学コアセンターと共同で当たっており、学外ではトップアスリートを擁する仙台大学と連携している。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、世界のトップ10に入るアスリートの育成支援につなげたい。
スポーツ活動に伴うメリットを最大限にし、デメリットを最小限にするには、運動遂行に関わる身体の働き・メカニズムを理解することが不可欠。運動遂行能力の限界を知ることにより、競技力向上だけでなく、子どもたちの心身の発育や運動弱者である高齢者や障害者の自立・介護予防にもつながる。
今後も「世界をリードするスポーツ医科学研究拠点」を目標に、取り組んでいく。
SAC東京1期第5回月例会講義「健康は測れるか?」の事務局レポートはこちらから
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