「事務局報告」の記事一覧(2 / 25ページ)

SAC東京6期コースⅡ第12回月例会 事務局レポート

消費者はどのようにしておいしさを感じているのか?

コースⅡ第12回月例会は、大学院文学研究科心理学研究室、多感覚情報統合認知システム研究分野 坂井信之教授による「消費者はどのようにしておいしさを感じているのか?」が講義テーマです。

人がなぜそれを食べるのか、なぜそれを選ぶのか、判断基準は味覚や嗅覚と思われがちですが、マズローの欲求5段階説の図式で表すと階層ごとに欲求は異なります。そこには視覚や聴覚、あるいは五感全てが大きく影響しているといった心理学、脳科学の観点から講義が始まりました。

SAC東京6期コースⅠ第12回月例会 事務局レポート

なぜ、今「看取り介護」なのか?―死の看取りから生ききる援助へ―

コースⅠ第12回月例会は、東北大学ナレッジキャスト株式会社、生活を支える看護師の会 会長 小林 悦子ファシリテーターによる『なぜ、今「看取り介護」なのか?―死の看取りから生ききる援助へ―』が講義テーマです。

小林講師は、介護施設での看取り介護を専門とし、核家族化した日本において「介護施設が支える新しい看取りの文化」を提唱しています。2006年から勤めた特別養護老人ホーム(東京都足立区)の看護職員として、生ききるための看取り介護の仕組みを確立しました。その後、施設長職を経て、2014年には「生活を支える看護師の会」を設立、主宰しています。現在は、セミナー等を行いながら「生ききるための看取り介護」の普及活動を行っています。

SAC東京6期コースⅢ第11回月例会 事務局レポート

飲込み型センサ用プラットフォームの開発と安全・安価な「飲む体温計」

コースⅢ第11回月例会は、大学院工学研究科 吉田伸哉特任准教授による『飲込み型センサ用プラットフォームの開発と安全・安価な「飲む体温計」』が講義テーマです。

吉田先生は、微細加工学、微小電気機械システム(MEMS)、ナノ・マイクロ工学を専門とし、研究開発から市場調査、顧客開発、新規事業企画までをご自身で行います。現在は、機能性材料を用いたMEMSの研究や飲込み型センサの開発と事業化活動に従事しており、本日の講義ではその詳細が紹介されました。

SAC東京6期コースⅡ第11回月例会 事務局レポート

認知症研究―これまでとこれから―

コースⅡ第11回月例会は、加齢医学研究所 脳科学研究部門 老年医学分野、東北大学病院 加齢・老年病科長 荒井啓行教授による「認知症研究―これまでとこれから―」が講義テーマです。

荒井先生は東北大学病院“もの忘れ外来”の臨床を担当し、実際の認知症患者の方と向き合いながら最先端の研究に取り組んでいます。講義では認知症研究、特にアルツハイマー病研究の最新動向の解説と、アミロイドβ蛋白やタウ蛋白の蓄積をPETで画像化する分子イメージング研究の興味深い話をしていただきました。

SAC東京6期コースⅠ第11回月例会 事務局レポート

日本人の死生観 ―過去・現在・未来―

コースⅠ第11回月例会は、教養教育院 鈴木岩弓総長特命教授による「日本人の死生観 ―過去・現在・未来―」が講義テーマです。

超高齢社会における医療・介護、そしてシニアビジネスを行う上で、私たち日本人の「死生観」を理解することは不可欠です。しかし、「死生観」は観念の問題であるため目で見ることができません。本日の講義は観念に基づいて執り行われる行為、特に死者に対してなされる「葬送儀礼」から死生観のイメージを深め、他者の観念を把握していきました。まずは、過去から現在における生き方、死に方の変化を知ることから講義が始まりました。

SAC東京6期コースⅢ第10回月例会 事務局レポート

ロボットからエンターテイメントまで ~幅広い分野に応用が広がる音声対話技術~

コースⅢ第10回月例会は、大学院工学研究科、情報シナジー機構 副機構長の伊藤彰則教授による「ロボットからエンターテイメントまで~幅広い分野に応用が広がる音声対話技術~」が講義テーマです。

伊藤先生は、音声言語処理と音声信号処理を専門とし、音声認識・対話システムを研究しています。人間と機械が音声を使ってやり取りするシステムは、近年の音声認識・音声合成・言語処理技術の発展により、一般に使える技術になってきています。音声対話システムの歴史と基礎技術、様々な応用事例や今後の展望について大変興味深い講義となりました。

本日の講義は以下4つの構成です。

  1. 音声対話システムとは何か
  2. 音声対話システムに使われる技術
  3. システム開発
  4. マルチモーダル対話へ
サブコンテンツ

このページの先頭へ