SAC東京3期コースⅡ第12回月例会 参加者の声

3月22日開催 SAC東京コースⅡ第12回月例会 参加者の声

3月22日、SAC東京3期 第12回月例会が開催されました。講師は、小川利久スマート・エイジング・カレッジ東京 事務局長。講義テーマは、「これからの介護ビジネスはどうなるのか?」でした。

日本の介護保険システムは、 3年に一度の制度改定を繰り返しながら 団塊世代が全員後期高齢者となる 2025年をめどに地域包括ケアシステムの 構築を目指しています。本年4月には第7回目の改定となり、 診療報酬との同時改定と なっています。

今回の改定では「科学的介護」を重要視し、 エビデンスに基づく成果評価型へ シフトしていくことが示されました。これまで以上に研究機関とも連携し、 AIの導入等による労働の効率化を計り、 介護の成果を具体化する必要があります。

第12回では1年間を振り返りながら、 これから必要とされる介護ビジネスの 方向性を議論しました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • これからの介護のありかたについてとビジネスについてのヒントを学ぶことができました。特に「施設が提供」ではなく「家族が持ち込む」という考えかたは大変参考になりました。
  • 高齢者介護の現状と動向を包括的に学ぶことができました。脳科学を基にした科学的介護の具体的な事例や、SAC講義の知見を介護の現場に応用されている事例を紹介いただき参考になりました。
  • 特養周辺のビジネスチャンスをお示し頂いたこと。世界への進出方法をお示し頂いたこと。
  • 介護事業としてどのようにスマートエイジングカレッジで得た知識を反映するかどうかのお手本をみたようでした。
  • 特養の実態を全く知らなかったので勉強になりました。今後、介護が重要になっていく社会でどのあたりにチャンスがあるかという示唆がいただけました。
  • 介護の現場を深く知ることができた。特に「看取り援助」と「急変対応」の違いがとても興味深かった。私の祖父も看取り援助をしてくれる施設で亡くなった。その様子を近くでみていたので、地域で介護に取り組める環境づくりの大切さを改めて実感することができた。
  • 診療報酬・介護報酬シナリオと今後の介護サービスに係る潮目を再認識できた。
  • 介護保険内の業界、特養は閉鎖的である反面、他の業界の文化など注入していくことがビジネスとなる可能性を感じた。そのために、業界のことをもっと知る必要があると感じた。施設の”良し悪し”を見る方法は活用したいと思います。
  • 介護現場の状況を知ることが出来る貴重な機会となったため。
  • 介護領域の現状や制度など、今まで知らなかった情報を得ることができた。
  • 介護保険についての見識が深まった。

村田特任教授によるアイスブレイクが有用だった理由は?

  • 介護の現状と動向を踏まえて、ビジネスの視点から考えられることのヒントをいただきました。税制が減少していくことへの対応、制度が市場を動かしてきた現状に対して今後は制度以外のファクターが求められてくることなどを分かりやすく示していただきました。
  • 行政の制度とビジネスとの兼ね合いが理論だってよく理解できました。
  • 介護サービスの定義を再認識させていただいた。
  • 施設介護から地域介護へ向かう中でのビジネスチャンスが大いにあること、海外へ展開する場合には国における”介護リテラシー”が影響するということ。介護も”リテラシー”なんだと思いました。
  • 前提条件の確認などをしていただいたが、制度ビジネスか、その周辺ビジネスなのか、参加者の方も、介護事業をしていない方々には判断が難しい箇所があったので、それが明確になったかと思います。
  • 講義内容の理解を深めるのにとても有効であるため。
  • アジアの状況についてのご説明は有意義でした。
  • あいまいだった点が諸々クリアになった。
  • 介護と国の方針の関係について整理ができました。

パネルトークが有用だった理由は?

  • パネリストの方の三者三様の応答があり色々な見方で介護ビジネスへの考えを巡らせることができました。介護士と保育士の一体化の考え方や、特養のサービスのアジア圏への拡大などの課題に対して現実的なご意見を伺うことができました。ファシリテーターの役割も学ぶことができました。
  • 他の業種の方が、どんなことを疑問に思っているのかを知ることが出来る。また、質問をもとに新たな知識をつけることが出来る。
  • 人材育成については業界にかかわらず、重要だと思った。施設入居の際も契約が重要だということ。本人の意思もさることながら、家族の想いもしっかりとコミュニケーションしておくべきだと思った。これも業界に限った話ではないと思う。
  • 皆さんの立場それぞれでの疑問が、いろいろな視点で介護を考えるヒントとなりました。
  • どのように介護制度ビジネスに食い込んで行くか、どう考えているのか、を感じることができた。
  • 質問の機会をいただき、アイスブレイクで消化不良だったポイントがよく理解できました。
  • パネラーとして参加させて頂き、予習を行っていったが、更に幅広い質問が出たことで刺激になった。

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