SAC東京3期コースⅠ第8回月例会 参加者の声

11月22日開催 SAC東京コースⅠ第8回月例会 参加者の声

11月22日、SAC東京3期 第8回月例会が開催されました。講師は加齢医学研究所所長、スマート・エイジング学際重点研究センター長の川島隆太教授。講義テーマは「脳科学を応用して新産業を創成する」でした。

今回の講義では、最先端の脳機能の可視化手法・脳機能開発によりこれまでに数多くヒット商品化した事例と、今後のビジネスへの応用可能性について示唆に富むお話を聴くことができました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 脳の機能と加齢との関係、およびトレーニングの効果などについて明確にそして具体的に説明してもらえたこと。
  • 恥ずかしながら、頭に何か装置をつけて、脳波を測定することが脳科学と考えていたため、考えを改めることができました。また、普段以上に情報量が多く、かといって、理解できないほど難解ではなくむしろわかり易い講義に大変頭が刺激されました。
  • 血流の改善や、テストスコアの改善ではなく実際の重度のアルツハイマー型認知症の患者の症状に改善が見られたことに驚きを感じ、希望を見いだせたから。
  • 人間の脳は20歳後から直線的に低下する事を知り少し驚いた。年齢の若いうちから、頭の回転速度や記憶のトレーニング、運動の習慣化、栄養介入が今後の認知症予防に大切であるが、これらを習慣化することが難しく、今後の課題ではないかと感じた。
  • 「脳科学を応用して新産業を創成する」というタイトル通り、新産業を創成するヒントをいただく事ができたからです。具体的には、特に、効果的な高齢者向けの生活介入の所で、運動介入と栄養介入、認知介入の3つを行う事が重要だという点です。認知介入も、受講後調査した所、今後脚光を浴びる可能性が高い事がわかりました。
  • 脳の機能について、初めて耳にすることが多く勉強になりました。特に知識という面では、年齢を重ねたほうが有意ということに驚きがありました。私は、仕事柄高齢者の方と多く接する機会が多いので、認知症の方の反応が、本人からの返事が無くても反応が判定できるといった部分はとても興味を覚えました。
  • 脳トレというコンテンツ自体にもともと興味はあったが、脳科学観点でどのような効果があるのか、また特にデジタル機器における効果について知ることが出来、大変勉強になった。
  • 脳の動きに関する計測について、fMRIやNIRSについて理解を深めることができた。また、頭の回転速度と記憶量が認知機能低下を予防することに有効であることを知った。
  • 私の本業での新たなビジネスモデルづくりの接点になりそうな部分がいくつかありました。
  • 脳波という言葉がいかに曖昧なものか、そして回転と記憶のトレーニングが脳に与える影響がどれほど大きいのかを根拠を含め学ぶことができた点です。ニューロフィードバックで個別化の認知トレーニングで行動から改善させトレーニングを継続させることが重要であると学ぶことができた点です。
  • 前半の計測に関する講義、及び脳への働きかけに関する速度・容量の話、最後のビジネス(ものづくり)への展開と現在の最先端の脳科学の状況に触れ大きな可能性を感じました。特に脳の活動を簡易に可視化できるモデルは従来わかりにくく、ある意味胡散臭くなってしまいがちなサービスに納得性を与える非常に画期的な発明かと感じました。
  • 先生のお話を伺って、脳トレは効果の実証された予防策であることがよく分かった。また、NFのような可視化によるモチベーションの維持等、新たな取り組みをされており、拡大の可能性を感じた。
  • 脳トレにより、記憶力以外の前頭前野の機能も向上するという相乗効果がある点。
  • 脳トレ、栄養/食事、運動の組み合わせを行い、要介護度の軽減につながる取り組みをしていこうと思います。
  • 脳研究、脳トレ開発の先進事例を、明解に教えていただきました。

村田特任教授によるアイスブレイクが有用だった理由は?

  • 高速の、そして密度の濃い川島教授の講義内容で、曖昧に理解している内容について、一度、踏みとどまって正しい理解に導いてもらえることで、アイスブレイクは有意義でした。
  • 毎度ながら、消化不良を起こしやすい部分について、痒いところに手が届く質問をしていただけました。
  • 毎回川島先生の講義は情報量が多いのでポイントだけを整理するアウトプットは取りこぼしを防ぐので助かります。
  • 専門的な話をわかりやすく解説して頂き大変助かっています。
  • 毎回思う事ですが、村田先生の方で講演の総括をしていただく事で、自身が疑問に思っていた事の解決となったり、逆に自身では思い浮かばなかった視点に気づくこともできるからです。
  • 脳機能の分野について、誤解が多いことを村田先生のほうで分解していただきましたので参考になりました。
  • 一般的な見解で気になるご質問を追加いただき、参考になった。
  • 村田先生の視点で、改めて川島先生の講義におけるポイントを整理することができたため。
  • 私も疑問に思ったことを整理いただき、回答をいただくことができました。
  • 聴く側の立場にお立ちになり、非常に的確なご質問を川島教授に投げかけておられ、質問事項の整理や気付きに繋がりました。
  • 右脳、左脳に関する誤解を引き出して頂けたこと。
  • 大量の情報をきれいに整理いただけたため、復習しやすくなった。また、村田先生の質問により、川島先生の話の理解がより深まることとなった。表現しづらいが、痒い所に手が届くといった質問で、川島先生の話をより引き出していただけたのでよかった。
  • 川嶋教授の難解かつ密度の濃い講義内容をわかりやすくご説明いただきまして、ありがとうございました。
  • 難しい内容だったので、理解するために有効でした。
  • 情報量の多い内容を整理するのに役立ちました。

グループトーク、個別質疑が有用だった理由は?

  • 一方的に話を聞くだけでなく、質問をすることでより先生の話を引き出し、詳細に理解することにつながった。自分一人では情報過多で、何を質問すべきかすらうまくまとめられなかったが、他の方とディスカッションすることにより整理ができた。
  • まず個々のメンバー会社と当日のテーマとのつながりや挑戦をグループ内トークで討議することでより幅の広い理解が可能となる。グループ別質疑もグループ内の討議で上がった疑問が少し異なる角度で見直される場面が多く、中途半端の理解を防ぎ、正しい理解につなげることができる。
  • 今回はアイスブレイク経ても中々頭が追いついていない状態でしたが、アウトプットとして頭から吐き出すことで、理解が深まりました。また、川島教授の質問への的確な回答も理解への助けになりました。
  • 色々なバックグランドを持つ方々と話すことで、新しい気づきがありとても刺激になる。
  • 自身では思い浮かばなかった視点に気づくことができたからです。
  • サービス分野にかかわる方があつまったので、研究というより、どうサービスにつなげられるかといった話が出来たのでよかったと感じます。
  • 全体時間の関係もあり、グループトークの時間が限定的であったが、他業態の参加者の捕らえ方は大変参考になった。
  • リピート出席している方に牽引いただけたのは短時間で方向性を出すのには有効でした。業界の枠を超えてのディスカッションはいつもながら勉強になります。
  • 疑問点をグループで共有することで自分以外の意見を伺えたり、同じ疑問を持っていたりと気づきとしての時間として有用であったと思います。これにより、疑問点が残ることはありませんでした。
  • 商用化に関する前向きな意見交換ができたこと。脳トレーニングの継続に付随する報酬系への関連性について議論できたこと。
  • 様々な業種の方が参加することで、いつも新鮮な視点が得られることは大変有用な機会と感じています。
  • 疑問点を共有、討議することで、より理解が深まりました。

過去のSAC東京月例会 事務局レポートはこちら

過去のSAC東京月例会 参加者の声はこちら

あわせて読みたい関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ