SAC東京3期コースⅠ第2回月例会 参加者の声

5月18日開催 SAC東京コースⅠ第2回月例会 参加者の声

5月18日、SAC東京3期 第2回月例会が開催されました。講師は東北大学情報科学研究科 中尾光之教授。講義テーマは「眠る脳のバイオモデリングとQOL向上策」でした。

講義では、睡眠が脳に与える影響と、脳神経回路網の発達に影響している仕組みについて実験データを用いて説明がありました。また睡眠を制御する二つの要素を掘り下げ、時差飛行シミュレーションとシフトワークシミュレーションの2例から、就労環境デザインへのヒントをお話しされました。

参加された皆様からいただいたご意見やご感想を掲載します。

ご意見・ご感想(抜粋)

講義が参考になった理由は?

  • 睡眠が記憶の整理に効果的だと考えられるなど睡眠の多様な機能について教えていただく貴重な機会となりました。
  • 高齢者の健康課題の一つである睡眠の質を向上させるためのヒントをいただきました。また年齢により必要な睡眠が変化していくことも理論的に学びました。
  • 睡眠と健康のリスクというのは、とても興味深く、様々なビジネスに繋がりそうだと思いました。
  • 睡眠のメカニズムや機能、研究の現在の限界を聞くことができたことが参考になりました。
  • 睡眠の効果について、疲労回復や健康維持には重要であると漠として捉えてはいたが、具体的な脳のメカニズムや制御機構等の仕組みについて学ぶ機会が無かったため、大変新鮮であった。特に、神経回路網の発達や、記憶・学習の固定にも影響があることについて本講義を通じて知り、睡眠の質の重要性を改めて感じた。
  • 具体的に時差の影響を日常的に受ける航空会社や、交代勤務が必須である工場、コンビニ等の企業向けに、睡眠を切り口とした健康経営に向けた商品やリスクソリューションの提供、あるいは睡眠の質から保険引受のアンダーライティングに活用する等を検討することができるのではないかと感じた。
  • 睡眠リズムや光を浴びる等による時差やシフトワークへの対応は、非常に興味深かった。加齢によりリズム制御機能の低下やセロトニンの分泌量低下に伴う睡眠障害があるとのことだが、交感神経と副交感神経の調整を図ることでの入眠改善等、この講義をきっかけとしてさらに学んでいきたい。
  • まだまだ睡眠については、分かっていないことが多いと感じました。ただ日常生活において、とても重要なファクターでありますが、同じ睡眠時間でも人それぞれに違いがある・睡眠の質により、まったく評価が変わることが、とても参考になりました。また、乳児ではノンレム・レム睡眠という順番がないことなど勉強になりました。

村田特任教授によるアイスブレイクが有用だった理由は?

  • 睡眠の質、特に快眠を得るための要因についての考察が役立った。
  • 講義が高度な内容でありましたので、理解しやすいようご丁寧な解説をいただきまして、大変ありがとうございました。
  • 脳科学については知識が乏しい為、村田教授からの質問で理解がさらに深まった部分があった。
  • 時差ボケが生じる仕組みについては身近なトピックスであるため、脳のメカニズムに関連しながら身近な事例を使って説明いただいたことで、具体的なイメージが湧いた。
  • 脳の基本的な構造やメカニズムを知ることは非常に大事だが、身体的にどう影響されるのか、どういったタイミングで事象として発生し、どうすれば予防できるのか等の観点に非常に関心があるため、分かり易くイメージの付きやすい解説であったと感じている。
  • 比較的難易度の高い内容をわかりやすく分解いただき助かりました。
  • 今回の講義は少し難しかったので、村田先生のアイスブレークで自分なりに頭の整理ができた。
  • あらためて、要約していただいた内容をご説明いただくことで、理解が定着し、疑問点もクリアになるため。聞きっぱなしを防止してくれる。
  • 中尾先生の講義は専門的な部分が多かったため、基本的な概念等を整理いただき、理解が進みました。
  • 自分が考え付かなかったこと、今回、このことは理解しなければならないポイントを質問して頂けるので、より理解が深まりました。いつもありがとうございます。
  • 自分の抱いた疑問点やさらに深堀するような質問があり、理解を深めることに役立ちました。
  • 今回特に、自分には難しい内容であったので、整理してくれたのは、ありがたかったです。50代以上に睡眠障害が起こりやすい理由について、私もお聞きしたいことでした。

グループトーク、グループ別質疑が有用だった理由は?

  • いろいろな企業の方がこられていて、物事のとらえ方や、考え方の視点がいつも刺激になるり、グループトークは毎回楽しみにしています。
  • 講演内容について、違う視点での話が聞ける事が、講義の内容の理解の深堀りに非常に有用だから。
  • 質問をすることで、より突っ込んだ理解ができるため。また、自分の視点とは違った質問をしていただくことで、より多角的にテーマをとらえるとができるため。
  • メンバーの方々の発言内容から、普段からの問題意識が高いことが伺われ、多くの気づきが得られました。
  • 参加企業のビジネスに関連した質問が出てくるため、自分では考え付かなかった疑問などがでてきて、視野の広がりを感じた。
    それぞれの立場での視点での意見を聞けるので、自分が思いつかないことを補強できる。共通のテーマで話あうので、スムーズに仲良くなれる。
  • 他社の問題意識を知ることができました。
  • シニアに関わるビジネス関係の方々と、実際にコラボレーションするイメージがもてると思う方々と一緒に議論することにより、緊密な関係性を築くことができると感じました。
  • 睡眠についての興味が皆さん高く、特にシフトワークへの対応については3交代制等をしている企業にとって、切実な課題認識があると感じました。
  • グループごとに話題に上がった内容が異なっていたので、こんな視点もあったのだなと、広がりがあってよかったです。

過去のSAC東京月例会 事務局レポートはこちら

過去のSAC東京月例会 参加者の声はこちら

 

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