SAC東京第9回月例会 参加者の声

12月24日開催 SAC東京第9回月例会 参加者の声

blog16010512月24日、第9回SAC東京月例会が開催されました。参加された皆様からいただいた意見やご感想を掲載します。

今回の講義テーマは「老練なわざの熟達」。東北大学教育情報学研究部 北村勝朗教授から、「ものづくりのわざ」「健康づくりのわざ」「人づくりのわざの」3つの領域での熟達研究について、お話いただきました。

 

 

ご意見・ご感想(抜粋)

講義が役に立った理由は?

  • シニアを熟練・達人としてとらえて、そのシニアの商品を好きになって、使いこなしていただく方法論や、シニアから教えてもらう、経験者として仲間のシニアに伝えてもらうことで、商品・サービスを使ってもらうきっかけを作る、など、商品開発で参考になることが多かった。
  • 顧客を自社製品・サービスの使いこなす「達人」として育てるという観点がとても新鮮に聞こえました。ロイヤルカスタマー=「達人」という視点で見ると、カスタマーサービスの幅と質が変わってくると思いました。
  • 単純な技術だけでなく、総合的な判断力というものがわざの熟達ということであるという考え方、大変共感できました。バット職人の例もございましたが、熟練者だからこそ見える景色、感じる感覚は間違いなくあるのだと思います。
  • お客様との関わり方に関するアプローチして非常に興味深く聞かせていただきました。
  • シニアビジネスを技という面からとらえる発想が新鮮だった。シニアをレスペクトされている視点に好感がもてた。
  • 特に人へ教えるに当たり導入期、専門期、発展期それぞれで教え方が異なるというのは改めて考えてみるとその通りと感じた。
  • 高齢者の健康行動支援モデルがとても参考になりました。
  • 人との関わりの中で自己認識や役割を得ることがよりよいサイクルにつながることに共感しました。
  • 高齢期において一番大切なのは、人との関わり(社会交流)なのかと考えました。
  • 製品作りそのもの、というよりもサービス開発や売る仕組みに対するヒントが学べたと思います。
  • 興味深い内容だと感じましたが、弊社事業の性質を考えると、現状、お客さまを巻き込んで「わくわく感」を提供する土台が無いことに気づき、出発点から見直しが必要だと感じました。
  • シニアのわざの熟達へのプロセスからスマートエイジングがより明確に理解できました。
  • シニアビジネスを拡大するには、シニアご本人がワクワク楽しいという気持ちで参加していただくこと、提案する私たちも最初に大切なことだ、ということが非常に参考になった。
  • 商品を使う顧客のわざを向上させるという視点が新しく興味深かったです。
  • 成長フローや介入のタイミングなど体系的な熟練・コーチングの研究の内容を教えて頂いた。
  • 熟達度によって求める価値が変わるということが整理され理解しやすかった。

グループトークが役に立った理由は?

  • 自分たちの疑問や、講演内容のより深い理解のためにとても役立った。
  • 業界は違いましたが、似たようなジャンルの業務をされている方が集まっていたので、話の1つ1つに共感できることが多かったです。
  • 自身の身体状態(健康であっても病気であっても)について最もよく理解しているのは医者よりも誰よりも、元来自分であり、その意味で自身の健康についての達人(エキスパート)になることで、その健康状態をコントロールし、良好に維持することができるはずで、それがまさに予防医療、セルフメディケーションのあるべき形であろうという考えに至りました。
  • 普段まったく接点がない業種の方と議論ができておもしろかったです。
  • モノとサービスとの違いについて考えさせられました。
  • それぞれの企業の立場も含め、今回講座の解釈の違いを意見として色々聞けたのは良かった。
  • サービス提供企業の参加者からの意見は大変参考になりました。
  • 特にメーカー系の参加者の方々も私と同じような難しさを感じていることが理解できました。
  • グループトークの中で、共通していたのは、わざの熟達からシニアビジネスに関して、サービス業での可能性は高いが商品(物作り)での現実感に乏しく、サービスと商品をいかに融合し、ビジネスチャンスに結び付けるのかが課題であるということでした。
  • しっかり意見交換が図れたと思います。
  • 皆さんの意見で、議論が活発化した。
  • 高齢者ならではの導入部の難しさや商品での介入の方法など疑問に感じたことを相互に確認することができた
  • 自分の意見に対するフィードバックがあることと、自分の視点になかった他メンバーの意見が得られ、気づきにつながること。
  • 他の職種でも悩む部分はおおむね同じ部分であり、だからこそ、解決策を一緒に考える必要性を感じた。

質疑応答が役に立った理由は?

  • 「熟達」に至るには最初のきっかけをどう作るかが一番難しいと思いましたが、業種が違っても皆様同じようなところで悩まれているのだと感じました。
  • 自分たちの疑問や、講演内容のより深い理解のためにとても役立った。
  • 各グループがどんなことに興味を持って話しているのかが分かるので、非常に参考になりました。
  • サービス業においてのシニア層への熟達化のイメージは皆さん出来ているようでしたが物作りにおいてと考えると継続して「購入してもらう」=「企業ブランディング」ではないかと思います。あの会社の作っているものだから音質が良い、壊れないなどがそれにあたると思います。ですので1商品に対してではなく商品=企業の知識を与えることが重要と考えられます。
  • 各グループとも同じような悩みをもっていると感じました。
  • 特にメーカー系の参加者の方々も私と同じような難しさを感じていることが理解できました。
  • 異分野かつ年齢や性別の違う方の意見を聞けたため。
  • 様々な視点からの質問があって興味深かった。
  • やはり悩むところはおおむね一緒であった。
  • いつもに皆さんの視点から勉強させていただいてます。
  • 理解が深まるのに役立った。

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