SAC東京第4回月例会 参加者の声
7月23日開催 SAC東京第4回月例会 参加者の声
7月23日、第4回SAC東京月例会が開催されました。参加された皆様からいただいた意見やご感想を掲載します。
今回より月例会のプログラムを一部変更し、後半に7グループに分かれてグループトークを行いました。グループトークを通じて、講義内容への理解を深めるとともに、今後の課題や将来の可能性を共有することができました。
また佐藤先生も順番に各グループのトークに加わり、参加者の疑問や質問に答えていただきました。
ご意見・ご感想(抜粋)
講義が役に立った理由は?
- これまでがんの発症・進行を血管新生という視点で見たことがなかったのですが、講義を通してがんのメカニズムの一端をストーリー化して納得して理解することができました。また、最先端の研究結果も惜しまずお話しいただき大変興味深く、勉強になりました。
- ジャンルが異なるので業務に直結はしないのですが、一市民として今後の医療にこれまで以上の期待を持つことができました。夜勤の多い女性看護師に乳がんが多いと聞いています。寝たきり(無重力状態)以外の生活習慣や環境にもVASH1発現を下げる要因がまだまだ埋もれていそうです。
- 全く、基礎知識がないままに高度なお話をお聞きし、戸惑ったが、非常に興味深く、本分野の今後への意識が高まったと思う。
- 高齢化による老化に個人差があるのはなぜか、と漠然と思っていたところ、個人差が発生する理由VASH1、VASH2の影響の可能性と理解できた。
- 単なる相関を因果関係と勘違いしてそこでおわるダメ研究でよくあるパターンではなく、実験を通じて因果関係を明確にしつつ結論着けた説明で、明快によくわかりました。
- 現在の最先端医療の一端を知ることで、自社ビジネスのさらなる可能性に気づくことができた。
- あまり馴染みのない領域に関する内容であったにもかかわらず、先生の分かりやすい講義のおかげで概要を把握できたと思います。おそらくVASHについて全てを語っていただくにはあまりに時間が短かったと思われますが、偉大なお仕事の片鱗を学べたことが非常に有意義でした。
- 学術的には、大変興味深い研究内容であった。この研究内容と一般の消費者を結びつける接点を見出し、ビジネス化することが、一般企業の課題であり、やりがいと感じた。
質疑応答が役に立った理由は?
- 講義内容そのものはかなり専門的でやや難解であったが、それをかみ砕きビジネスにつなげていこうとする質問が多数あり、参考になった。
- できる限り平易な言葉で質問にご回答いただき、ありがたいと感じました。
- 皆が同じように感じている、基礎レベルの情報が共有化でき、有意義でした。
- 自分で理解しきれていなかった部分についても、参加企業の方からの質問を通してわかりやすい解説を聞くことができて、参考になったと思う。
- 佐藤先生が大変に丁寧に回答をいただきありがとうございました。
Vash1、Vash2の発現と生活習慣との関係性が見えれば、がん予防、血管老化予防の新しい領域が広がると思います。
製薬分野とは異なる視点での技術の活かし方についてヒントが得られました。
グループトークが役に立った理由は?
- グループになると異業種の方でもコミュニケーションが取りやすくなり、他の参加者の方が自分と同じ疑問を持っていること、自分とは別の視点の考えで疑問を持っていること等を知ることができ、視野が広がるように感じました。
- 様々な視点からディスカッションでき、色々な意見が聞けたのは良かったと思う。
- より、皆さんとのかかわりが身近にもて、先生との距離感も縮まり良かったと思う。
- グループ討議では、いっしょに議論することによって、お互いの距離がぐっと縮まった。共同作業をおこなうと心理的距離が近づくという行動経済学の例を見ているようでした。
- それぞれの企業の視点で講義内容を咀嚼されており、その内容・興味を共有できたことでより自分の知見を増やすことができた。
- 講義内容だけではなく、佐藤先生が身近に感じられたこと、また、グループのみなさんと意見交換がしっかりできたことは、有意義で、会話も弾んで、大変よかったと思います。
- 講演内容の更なる深い理解にも役立ったが、それよりも、同じグループの他社の方が、このカレッジに参加されている理由や抱えている課題、やりたいと思っていることなどを、じっくり話せたことがとても役にたった。
あわせて読みたい関連記事
- SAC東京第5回月例会 参加者の声
- SAC東京3期コースⅡ第4回月例会 参加者の声
- SAC東京6期コースⅢ第6回月例会 参加者の声
- 日本食の健康効果、70年代に特徴/日経BP総研
- SAC東京3期コースⅠ第9回月例会 参加者の声